著者:あぎじゅんこ
『疵まみれの花嫁』
結婚まで考えていたカレの裏切りに気づいた女性誌の編集担当・桐谷あおい(29歳)。
しかも…
カレが浮気していたその相手は、あおいと親しい仲の同僚だった…。
絵に描いたような地獄絵巻がそこに広がり、そこから複雑に入り組んだ男女のドロドロ愛憎劇が展開されます!
裏切られた者の激しい痛みと絶望、裏切った者が抱えていた心の闇。
果たしてどんな決着がつけられるのか…?
信じていた者たちからメンタルを粉々に砕かれたあおいが、まさに七転八倒して疵まみれになりながら掴み取った幸せのカタチとは…?
心がヒリヒリする痛々しい男女の人間ドラマが降臨です!
「朝ドラのヒロインみたいなお人好しアラサーOLがとんでもなく酷い目に遭ってます…(汗)」
もくじ
見どころは痛みの激しい愛憎劇
今回サイト主のまるしーが紹介する『疵まみれの花嫁』は、2023年12月25日より、電子コミックサイト『まんが王国』で先行配信がスタートした連載が始まったばかりの男女によるドロドロな愛憎劇で、
いわゆるまるしーが大好物なストーリーでございます。
注目の著者は、まるしーが初めて作品を読ませてもらうあぎじゅんこ先生なのですが、
すごく印象的な表紙の絵と、サスペンサスなストーリーを想像させるタイトルに興味を引かれて読み始めたのがきっかけで、
確かに…そのタイトル通りのヒロインが疵まみれになりそうな、男女のドロドロとした痛みの激しい愛憎劇が見どころのまるしー好みなストーリーで、
第1話を読んだ時点でテンション爆上がりでございます♪
まるしーは既にこの記事を書いている時点で最新話の3話まで読破済みですが、今の時点でちょっと気になっていることがあるのです。
それは…タイトルが『疵まみれの花嫁』となっているわけですが、実際にはヒロインが付き合っている男性と結婚する前にカレ氏の浮気を知ってしまうので、
えっ…!?
「それでも花嫁…?」
という疑問が湧いてしまう点です。
ちょっと気になると思いませんか…?
そんなもんだからまるしーは本作のタイトルの意味がどうも気になってしょうがないのです…(汗)
なにしろ絶対に許容できない相手と浮気したカレ氏とヒロインが、あそこから結婚に至るとは思えない。
だからその先の展開がめちゃめちゃ気になります。
はい…そうです。そんな感じの複雑に入り組んだ復讐系のヒューマンストーリーでございます。
ただハッキリしているのは表紙の絵とタイトルから見て、ヒロインは誰かとは結婚するみたいですが、
そこにたどり着くまではまさに”疵まみれ”になって何かと闘うのでしょうが、
その相手は一体誰なのか…?
さらに…
3話のラストでは思いもよらない衝撃展開も待っています…(汗)
そのシーンには思わずまるしーもそのページを見た時には、「えっ…!?…どういうこと…?」と…電車の中で声を出してしまいました…(笑)
3話まで読んでみたけどまだ分からないことだらけで、もう~先の展開が気になってしょうがない。
そんな複雑に入り組んだ男女のドロ沼人間ドラマがお好きなからは是非…!!
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疵まみれの花嫁【ネタバレ解説】絶望を乗り越えた先にあるもの!
1話:衝撃的な光景
女性雑誌の編集として働く桐谷 あおい(29歳)は、
フリーのWEBライターをして生計を立てる椎野 拓実 と付き合い始めて5年になるが、
アオイとすればそろそろ拓実と結婚したいという思いがあり、
時折り彼女から結婚の話を切り出すと、いつも拓実は決まってはぐらかすような態度をとっており、
どうもまだ彼の方に決心がつかないようです…(汗)
この時はまだそう遠くない未来には拓実と結婚するだろうというぼんやりとした認識を持っていたアオイなのですが、
さすがに29歳という30代目前な年齢であることや、
会社で仲の良い同僚・藤崎 瑠可 が同じ大学出身の医師・藤崎 空 と結婚して3年目を迎えても、
まだラブラブな夫婦の様子を見ていると、自分も早く結婚して幸せな家庭を作りたいと強く思うようになるのです。
だがそんな時です!
その日たまたま仕事が早く終わったアオイが拓実の部屋を訪れた際に、
彼女は目を疑うばかりの”衝撃的な光景”を目撃してしまったのだ…(汗)
{えっ…!? ウソでしょ…?}
2話:問い詰めてやろう
な…なんと…拓実とベットの上で悩ましい喘ぎ声を上げていたのは同僚の瑠可だった!
トツゼン信じていた二人の人間から同時に裏切られたアオイのショックは相当なものです…(汗)
結局その日は二人の前に飛び出していって追及することはできなかったアオイでしたが、
だからといってこのまま黙ってこの件を黙認しておくわけにもいかない。
仕事中にアオイが悶々としているところへ、拓実から食事の誘いメールが送られてきました。
それを見て一旦は断ろうとしたアオイでしたが、気を取り直した彼女は、
この機会に拓実と流風の関係を問い詰めてやろうと腹を決めたのです!
しかし…
実際に拓実と会って話をすると、なかなか肝心の本題を切り出すことができないでいるアオイがいて…
3話:ケジメをつけなきゃ!
結果…拓実に流風との浮気を追求することができなかったアオイは、
その帰りにバッタリ遭遇した流風の夫・空から、
以前からすでに拓実と流風の関係を知っていたことを告げられたアオイは再び大きなショックを受けたのです…(汗)
知らなかったのはアオイだけ!
しかも…
てっきりラブラブな夫婦だと思っていた空と流風の結婚生活も、かなりアオイが想像していたモノとは違い、
今までアオイがまったく知らなかった瑠可の歪んだ人間性を空の口から詳しく聞かされたのです。
これまでまったく気づかなかった数々の事実を目の当たりにしたアオイの怒りは頂点に達します。
{ケジメをつけなきゃ!}
さすがに温厚な性格のアオイもここまで信頼していた人間からこっぴどく裏切られたら黙っていられない。
次の日、ついに拓実を追求しようと彼のマンションを訪れたアオイは、
早速彼が流風と一緒にいるところを目撃します…(汗)
さぁ~ドロドロとした愛想劇の始まりだ!
4話:瑠可が抱えている闇
拓実に別れを告げて瑠可の後を追ったアオイは、
歩道橋の上から身投げしようとしている瑠可を見つけて反射的に彼女の腕をとって止めました。
「なんでアンタが死のうとするのよ!」
怒りと驚きが入り混じった感情で瑠可に声を荒げるアオイ。
確かに彼女の言い分はもっともな話で、
アオイの彼氏を寝取った瑠可がどうして自殺を図るほどメンタルを崩壊させているのか…?
このあと”瑠可が抱えている闇”の一端が垣間見えることとなります。
さらに拓実と瑠可との縁を切ったアオイに新しい男性との出会いが待っていました。
でも…その男性というのがちょっと”ワケアリ”な人物であり、
またまたアオイに不幸なことが起こりそうな予感が…。
まぁ~いろんな事があった4話の入り組んだ内容でした…(汗)
5話:あいつはダメだ…!
職場の後輩に誘われた合コンで意気投合した直哉と”夕食デート”することになったアオイですが、
待ち合わせ場所に向かう道中で元カレ・拓実がアオイの前に現れ、
「あいつはダメだ…!」と…なかなかスゴイ剣幕で忠告してきたのです…!
トツゼンの元カレ登場にビックリするアオイでしたが、
せっかくイイ感じになっている直哉との関係に余計な水を差された不快な気持ちになり、
ダメなのはお前だろうが…!と言わんばかりに言い返して拓実を撃退します。
その後は無事に直哉と二人きりの夕食デートを楽しむアオイですが、
拓実が気をつけろ…と忠告してきたその直哉はとにかくアオイに優しくて紳士的で心地よくて…。
普通に考えてみたら直哉のようなハイスペック男子に合コンで出会える可能性なんてほぼないだろう。
ということは…直哉の忠告がすごく気になります…(汗)
あと…
5話の後半で瑠可に関する衝撃の過去が明らかになるのですが、
その破壊力がとにかくハンパなく凄いです…(汗)
6話:愛とは呪縛だよ
瑠可が”双極性障害”を発症したのは義父の子供を堕胎した時からで、
その際に彼女は二度と子供が埋めない体になってしまい、同時に心が壊れてしまったのです。
想像を超えた悲惨で悍ましい瑠可の過去を知ったアオイは言葉も出ないほどショックを受けました。
だが…アオイが受けたショックより遥かに苦しい立場にいるのはその事実を話してくれた瑠可の夫である空です。
空は瑠可の心が壊れた状態で今後も夫婦として添い遂げるつもりなのか…?
アオイの疑問に空は答えました。
「愛とは呪縛だよ」
夫婦とは…どちらかが縛りつけ縛りつけられるもの…。
ものすごく深くて意味深で哲学的な空の言葉に、自分には理解できない感情とやるせない思いに心を痛めるアオイがいました。
結婚てなに…?
愛って…何?
このあと…アオイに新たな恋の進展が訪れるのですが、ちょっと気になる不安要素が…
7話:直哉のプロポーズ
拓実が恐らくは結婚詐欺師だろうと予測している直哉からプロポーズを受けたアオイ。
拓実との辛い別れを経験したばかりですぐにOKの返事とはいかないまでも、
今までずっと”結婚”という二文字に憧れをもっていたアオイとすれば気持ちが浮足立ってしょうがないわけです。
本当ならばその言葉を拓実から聞きたかったのですが…。
さすがにまだ数回のデートをしただけで直哉との結婚を決めるほどアオイは浅はかではないものの、
すでに彼女の心は決まっていたも同然だたようで、
ほどなくして直哉のプロポーズを受け入れたアオイがいたのです…。
その同じ頃…アオイのことが心配な拓実は、ちょうど直哉の正体に関する大きな手掛かりをつかんだところで…
8話:結婚詐欺師
拓実が知り合いの女性記者・薫に頼んで、直哉にオトリ調査を仕掛けてもらった結果、ほぼ間違いなく直哉が結婚詐欺師であることが分かりました。
時を同じくして…
直哉からのプロポーズを承諾したアオイは、ちょうどその結婚詐欺師と甘いデートの真っ最中であり、
しかも最悪なことに多額の金銭をだまし取られるお決まりなルートに突入したところでした。
レストランでの食事中にわざとらしく浮かぬ表情を浮かべてアオイの関心を引こうとする直哉。
その演技に騙されてアオイが心配の声をかけたタイミングで直哉が自分の父親が余命宣告を受けたと嘘の告白をします。
理由は一日も早くアオイから大金をせしめるための作戦ですが、
まんまと直哉の手口に引っかかったアオイは、結婚式の準備を早めようと提案するとともに、式場の費用まで自分が立て替えると言い出して…
9話:ツケを支払う瞬間
拓実と薫から直哉の正体を伝えられても、自分の目でその証拠を確かめないと気が済まないアオイは、
つい数日前にも自分を口説いた同じセリフで別の女性を口説いている直哉の姿を目の当たりにして顔色を失います。
さらに今アプローチしている女性には余命宣告された直哉の父親なんて存在せず、セレブで仕事に厳しい厳格な父親に変わっていたのです。
しかも苗字まで別の名前を使っている…。
結局のところ、何から何まで嘘で塗り固められた人物だった直哉の正体を自分の中で受け入れたアオイは、
そこでようやく自分が取るべき行動を認識して、あることを薫にお願いするのです。
このあと直哉には数々の女性に詐欺を働いて大金を騙し取ってきたそのツケを支払う瞬間が訪れます…。
今回の9話はアオイの心情を慮ると可哀想で見ていられないほど切ないエピソードでした…。
10話:職場復帰
自らがおとりになり直哉を結婚詐欺の現行犯で警察送りにしたアオイですが、その反面でものすごく大きな精神的なダメージを受けました。
しばらく会社に出勤できないほどのショック状態で部屋い引き籠ってしまったアオイ。
それから数日が経ち、同僚たちから送られる好奇な視線に耐えながら職場復帰を果たしたアオイは、後輩社員の奈々からの励ましもあって少しづつ元気を取り戻していきます。
そんな矢先のことでした。
元カレ拓実の仕事仲間である薫から話があるとアオイに連絡が入りました…。
直哉との一件ではすごくお世話になった薫から会いたいと言われて断れないアオイは、奈々と一緒にいるカフェで薫と合流することにしました。
さて…いったい薫はアオイにどんな目的があって会いに来たのか…?
そして…イマイチ敵なのか味方なのか判別できない後輩の奈々は、直哉とは全く無関係の人物なのか…?
事件以後のモヤモヤ感が漂う第10話の内容でした…。
11話:復縁する可能性
アオイに薫が会いにきた目的は、アオイが元カレ・拓実のことを今はどう思っているのかを確かめるためでした。
もちろんその理由は薫が拓実と付き合いたいと思っているからであり、恋のキューピット役になるつもりはなさそうです。
薫から拓実と復縁する可能性を尋ねられたアオイはきっぱりとそのことを否定すると、
逆にまだアオイに未練を抱いている拓実に対して気持ちがないことを本人に直接伝えて欲しいと薫に頼まれ、
アオイは薫が見守る前で拓実との関係にケリをつけることとなったのです。
今まで聞く機会がなかった拓実が瑠可と浮気するに至ったきっかけを彼の口から聞いたアオイは、
瑠可とのことは魔が差しただけで、本当に好きなのはアオイだから「もう一度やり直したい」と深く頭を下げる拓実。
拓実から心からの反省する態度と謝罪の言葉を聞いたアオイの出した答えは…?
12話:疑似恋愛
拓実からの謝罪を撥ねつけたアオイは、心の中にある怒りと悲しみを抱えながら、心はグラグラと揺れていました。
そんな時です。
街で行きつけのバーのマスター・橘暁人(たちばなあきと)に声をかけられたアオイは、彼から「疑似恋愛」をしないかと提案されます。
その理由は橘にはかつて別れた妻に浮気された苦い過去があり、その心の傷がアオイの傷と重なると感じ、
お互いに過去の痛みを癒し、前に進むための手段として”疑似恋愛”という方法を口にしたのです。
アオイは、橘の提案に戸惑いつつも、彼が持つ心の傷が自分と同じものであることに共感し、彼との疑似恋愛プランを前向きに考え始めます。
この関係が彼女にとって新たな一歩となるのか、それともさらなる混乱を招くのか、その先はまだ分かりません。
一方で、自身の浮気を深く反省し、アオイに許しを乞い続ける拓実。しかし、彼女から許されることはなく、どうしていいのかわからなくなっています。
しかし…どうしてもアオイのことを忘れられない拓実の葛藤は続き、彼もまた出口の見えない迷路に迷い込んでいる最中で…
13話:別々の道
今回の物語では、アオイと拓実の復縁が一層難しくなる出来事が描かれています。
橘は、アオイに自分の抱える現実を知ってほしいという思いから、月に一度、彼の幼い息子と会う”面会日”にアオイを連れて行き、
自分の「父親としての姿」や、「離婚後の現実の生活」のありのままを見せました。
実際に橘の元妻や幼い息子に対面したアオイの心には、橘と関係を深めることへの戸惑いや、彼との未来に踏み出す決意が揺らぐような胸の痛みを感じたのです。
ズキ…。
一方、アオイとの関係について橘から厳しい責めを受けた拓実は、その言葉を受け止めざるを得ず、アオイに許される可能性がほとんどないことを痛感し、絶望の中にいました。
そして、ある夜、運命が二人を別々の道へと導きます。アオイは橘と、拓実はずっと彼を支えてきた薫と一夜を共にすることになりました。
そのプロセスや背景は異なるものの、奇しくも同じ日の夜、彼らはお互いのこれまでに別れを告げるかのように、他の異性と新たな関係を築いてしまいます…。
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感想まとめ
今回初めてあぎじゅんこ 先生の作品を読ませて頂く機会となりましたが、
「すごく満足な気持ちでいっぱい♪」
その一番の理由は、本作の内容と絵柄がちゃんとマッチしていて、すんなりとストーリーが頭に入ってくる点ですね。
よく内容と絵柄がどう考えてもミスマッチな作品があって、話の内容よりもそっちが気になって物語に入り込めない作品があるのですが、
あぎ先生の絵は大人がちゃんと大人に描かれていて、加えて各人物の感情表現も豊かなのですんなりとストーリーに没入できました。
「これって結構スゴイことなのです。」
あと…斬新で異質なんだけど、現実にありえないこともないギリギリなラインをついた男女の愛憎劇にも痺れますね♪
実際にないこともないであろう不純で非常識な藤崎夫婦の歪な夫婦関係や、
そんな男って世の中に多いんだろうな~とつい納得してしまうアオイの恋人・拓実のクズ男キャラ。
ここら辺のメインキャストが実にいい味を出してますね♪
ただ…ちょっと気になるのは、この記事の冒頭でも書きましたが、朝ドラヒロインみたいに健全で明るくお人好しなアオイという主人公の存在です。
令和の世に突如として現れた昭和のヒロインみたいな設定の彼女だけが、
まるしーの中では少しだけ本作のリアリティ感を薄くしているのが現状です…(汗)
なんか…
「イマドキこんなアラサー女子なんていない!」という捻くれた勝手な先入観。
物事をナナメからしか見ない心が汚くて狭いまるしーはついそんな穿った目線でアオイのことを見てしまうのだ…(汗)
今の時代にもアオイみたいに純粋で性格の良い女性はたくさんいるのに。
だからこれはまるしーの性格が悪いだけであり、しかも…そんな朝ドラヒロインのアオイみたいな主人公だからこそ、
本作のようなドロドロ愛憎劇がグッと面白くなるんですよね!
それももちろん十分に分かっている。
ただ…まるしーがアオイのような純真無垢なアラサーヒロインが苦手なだけで、
「配役としてはほぼ完璧なのです。」
なので決して作品の構成を批判しているわけではありません。
というか生理的に苦手なアオイが信頼していたカレシや友人からこっぴどく裏切られていて楽しくてしょうがない。
本作の読者としてはすごく間違った楽しみ方なのかもしれませんが、
それはわたくし個人の主義趣向もあるので自由な気持ちで作品を楽しめせて頂きたいと思います。
なんだろう…
まるしー自身があまり家庭環境に恵まれて育った人間ではなく歪みまくった性格をしているからか、
ちゃんとした仲の良い両親もとで大事にまっすぐに育ったように見えるアオイみたいなタイプの女性がすごく苦手なのです(汗)
「完全なひがみですけどね。」
いつもアオイみたいなヒロインを見るとすぐに「不幸になれ!」と思ってしまう悪い癖がある。
本作も1話の時点でアオイがすごく不幸ルートに入っていったからこそ、彼女がもっと傷つくシーンが見たくてドンドン読み進めて行ったわけです。
そして今は激ハマり状態…(笑)
本作を配信している『まんが王国』の作品紹介文には、
「疵まみれになった先に掴む幸せのカタチとは…」
という一節があるので、最後はハッピーエンドで終わる結末が想像できるのですが、
それはそれでいいのです。
まるしーの気持ち的には、そこそこアオイには人生の中で痛い目に遭って欲しいなというちょっとした願望があるだけで、
まさしくアオイが疵まみれになって自分の幸せを掴み取るならば、それはそれで彼女を応援したい気持ちになってくるだろう。
さて…
まるしーがアオイに対するコンプレックスを持たなくなるタイミングはいつやってくるのか…?
それとも最後まで「アオイ苦しめ~」と思いながら結末を迎えるのか?
それはあぎ先生がこの先で紡いでゆくストーリー次第だ。
出来れば最後はアオイの掴んだ幸せのカタチに拍手を送りたい。
だからこそこの作品はもちろんラストまで購読させて頂きます♪
【追記1】
2024年01月07日の時点で、『まんが王国』の女性漫画部門で18位にランキングされています♪
配信された当初はランキング圏外だったのに、ジワジワと人気を上げてきました。
面白い作品はちゃんと評価されるという証拠ですね♪
また一週間後のランキング結果が楽しみだ。
試し読みは『まんが王国』がおススメ!
今紹介した『疵まみれの花嫁』の試し読みは、先行配信中の『まんが王国』で読むことができます。
サイト主のまるしーがヘビーユーザーとしてお世話になっている『まんが王国』は、豊富なラインナップの作品を取り揃えた人気のオンライン漫画プラットフォームで、
初回登録で無料ポイントがもらえ、試し読み機能も充実しているため、気になる作品を手軽にチェックできますし、
定期的に開催される”キャンペーン”も実にバリエーション豊かで、スマートフォンやタブレットで快適に漫画を楽しみたい方には最適なサービスを提供しています。
特に、会員登録なしで、たくさんのコミックが”無料試し読み”できるのはすごくありがたい!
他のコミックサイトでは読めないレアな作品も数多く扱っていますし、
こういうコスパが最強な電子コミックサービスは是非ともお得に活用したい必須ツールです♪
まずは今回紹介した漫画の試し読みから始めてみてはいかがでしょうか?
『疵まみれの花嫁』の試し読みはコチラ♪
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主人公 29歳。女性雑誌の編集をしている。
領地経営の知識に優れた聡明な子爵令嬢
あおいの彼氏(フリーライター・webで編集とライター)付き合って5年
既婚者。あおいの同僚。情報システム部に所属で結婚3年目
瑠可の旦那(医者)大学病院勤務。
あおいの後輩。
自称コンサル経営者の結婚詐欺師。
週刊スクープの記者。拓実の後輩。
拓実とアオイが行きつけにしているバーのマスター。
別れた妻に浮気された経験を持つ。