ワタシはいいの、ワタシはね【ネタバレ全話&あらすじ解説】とにかく八木さんのヒールっぷりがスゴイ!

憧れの先輩はポンコツな”棚上げ女子”でした(汗)

理不尽だらけの新人指導に悪戦苦闘する新人OL・美波の悲痛な叫び!

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著者:nev

『ワタシはいいの、ワタシはね』

他人には厳しく、自分には甘々な先輩OLに翻弄される新人OLの悲劇ストーリー!

今、最も熱い”働く女子リアル”な現場を生々しく描いた本作を、

1話から最終話までの解説と感想をこのページでまとめてみました~♪

『ワタシはいいの、ワタシはね』という作品のあらすじ解説

『ワタシはいいの、ワタシはね』とは…?

テレビコマーシャルでもお馴染みの人気電子コミックサイトまんが王国で先行配信されている話題のコミックです♪

作品ジャンルとしては、恋愛系ではなく、コメディーでもない、かといってサスペンスともちがうお仕事系ヒューマン作品なストーリーです。

あらすじとしては、憧れの会社に就職した新人OLの視点から見た仕事での理不尽な現場を描いた作品で、ヒロインが職場でとんでもない先輩OLから新人教育を受ける様子が、

あくまでもテンポよくカラッとした空気感の中で展開されてゆきます。

主人公の前にははとんでもない先輩から、実に頼りになる先輩まで登場してきますので、現在まさにOLとして働く女性や、過去に社会人経験がある女子たちには、

いろいろと共感できる部分が多いのではないでしょうか!

どちらかといううと、

「面白い♪」と表現するよりは、「アルアルだ!」とつい口に出てしまうリアルなストーリーで、

特にこの作品のキーマンとなる先輩OLの八木夕美(やぎゆみ)という女性の存在感が際立っており、

彼女の自分だけ”治外法権”な発言や行動に度肝を抜かれるばかりです。

したがって、ストーリーもこの八木さんを中心に色々と動いてゆくんですが、

ズバリ!

「八木さんというキャラを面白いと思えるかどうか」

で…この作品との相性が決まると思います!

このページでは、そんな『ワタシはいいの、ワタシはね』の解説・感想記事を1話から最終話まで追いかけてゆくつもりです♪

もし…興味がありましたらぜひ、サイト主のまるしーが綴った解説と感想を読んでみてください♪

ストーリーのキモになる重要な部分はネタバレしていませんが、

きっとこの『ワタシはいいの、ワタシはね』の作品像は伝わると思っています♪


 

『ワタシはいいの、ワタシはね』の立ち読み♪

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ワタシはいいの、ワタシはね【ネタバレ全話&あらすじ解説】とにかく八木さんのヒールっぷりがスゴイ!

1話2話3話4話5話
6話7話8話9話10話
11話12話13話14話15話
16話17話18話19話20話
21話22話23話24話25話
26話27話28話29話30話

1話:棚上げ女の登場

憧れの会社に入社した新人OL・岸本美波(きしもとみなみ)が出会ったオシャレでいかにも仕事ができそうな八木先輩は、

なんと…

まったく仕事ができないのにできる雰囲気だけをかもし出している”棚上げ女”だったのです!

「えっ!?私のOLとしての未来がどうなっちゃうの?」

>>>1話の詳しい解説と感想はコチラ♪

2話:頼りになる先輩

自分だけ”治外法権”な発言や行動に終始する八木先輩に四苦八苦させられている美波の前に、

ホントに仕事ができて人格的にもすばらしい先輩が現れた。

美波は会社に入って初めて真っ当なアドバイスをその先輩から受けるのだが…

>>>2話の詳しい解説と感想はコチラ♪

3話:美波と八木先輩、初対決の行方

相変わらず美波に対して理不尽な指導を続ける八木に対し、

頼りになる先輩・荒川に背中を押されて正面から話し合う事を決意した美波。

果たして、美波と八木先輩、初対決の行方は?

>>>3話の詳しい解説と感想はコチラ♪

4話:美波…決死の告発も…

あろうことか美波が必死で考えた企画が八木に盗まれた!

しかも…

八木は美波の企画を盗んだにもかかわらずまったくそのことをおくびにも出さず相変わらずの態度で…

思いつめた美波は自分の企画が八木に盗まれたことを上司に打ち明けるも・・・

>>>4話の詳しい解説と感想はコチラ♪

5話:ついに八木が大失態!

これまでどんなにポンコツな仕事ぶりであっても、

なんとか美波のフォローのおかげで事なきを得てきた八木でしたが、

今回は完全に八木自身の失態で取引先からNOを突きつけられてしまう事態に…(汗)

その時…これまでずっと不自然に八木を庇ってきた倉田課長は…

>>>5話の詳しい解説と感想はコチラ♪

6話:八木と倉田課長の悪事が白日の下に!

今回の6話で、ついに八木さんと倉田課長の悪事が白日の下にさらされます。

そんな二人を告発したのはもちろん美波と荒川の二人だ。

彼らが絶対に言い逃れのできない証拠を用意したうえて、美波と荒川は並々ならぬ決意を抱いて、

自分たちの上司である倉田課長と八木さんの不正行為を会社上層部に告発したのです。

これまで、権力をかさに着て社内でやりたい放題だった八木さんと倉田課長は、このあと、重い天罰が下ります(汗)

すべては自業自得で後の祭りですね。

>>>6話の詳しい解説と感想はコチラ♪

7話:倉庫勤務の八木さんは…

新たな新展開が幕を開けます。

倉田課長との不倫がバレて倉庫勤務へと左遷された八木夕美だったが、

これまでの自分をまったく反省することなく、

新しい職場でも「ワタシはいいの!」な態度を貫き通す八木さんです。

ただ…

今回そんな彼女に唯一あった弱点がストーリー中で明らかになります。

これは見ものだ♪

でも…

倉庫勤務の八木さんは…どこまでもモンスターな八木であることに変わりはなかった(笑)

>>>7話の詳しい解説と感想はコチラ♪

8話:八木さんの強靭なメンタル

8話のエピソードは、八木さんの強靭なメンタルが如何なく発揮された面白い内容でした♪

倉庫部門の上司である皆藤が企画部のスタッフと揉めている現場にたまたま遭遇した八木は、

これは”チャンス”と見て、自分の立場もわきまえず、そのもめ事に参加していくのです(汗)

しかも…

どういうわけか、八木のおかげでもめ事が解決に至るといいう不思議な結末に…(笑)

その結果…悪運に恵まれたは八木は、本社勤務に復帰する足掛かりを得るのです。

あと…

倉庫部に所属する年下イケメンの宇根くんにご執心な八木は、

なんとか彼を落とすために必死でアプローチを続けるのですが、

なかなか自分になびいてこない宇根くん。

すると…

次にSNSを通じて彼の内部から仕掛けてゆこうと考える八木だったが・・・

とにかくもう悪の道を一心に突き進む八木さんに目が離せない内容でした~♪

>>>8話の詳しい解説と感想はコチラ♪

9話:本社に返り咲いた八木さん!

黒石常務を脅迫してみごと本社に返り咲いた八木さんは、

自分を本社から追放した美波と荒川に復讐すべく、

商品管理部責任者としての地位を利用して、美波の仕事を妨害するのです。

一方、

八木が玉虫色の人事で本社勤務に復帰したことで、

黒石常務と八木との間に何らかの黒い密約が交わされたと睨んだ荒川は、

仕事上で美波が不可思議なトラブルに見舞われたことをきっかけに、

水面下で八木の身辺と行動の調査を始めるのです。

再び始まった八木 VS 美波・荒川コンビの対決の行方はいかに…

>>>9話の詳しい解説と感想はコチラ♪

10話:暴こうとする荒川に必死で抵抗する八木。

不正な手段で美波や荒川を陥れようとする八木に対し、

真っ向からその不正を暴いて八木に正義の鉄槌を下そうとする荒川。

今回はそんな二人の水面下で激しくやり合うバトルが最高潮に盛り上がってゆきます。

なんとかして八木の汚いやり口を暴こうとする荒川に必死で抵抗する八木の攻防戦は、

なりふり構わずに己の不正を隠蔽しようとした八木に不利な方へ傾く。

これまでは不死身の女としてしぶとく会社に生き残ってきた八木さんですが、

ついにここで年貢の納め時が来たのかもしれません。

これまでの不正が白日の下にさらされるピンチの立たされた八木に、起死回生の一手はまだ残されているのか?

>>>10話の詳しい解説と感想はコチラ♪

11話:宇根という手ゴマを使って

だんだんと自分の立場が危うくなってきた八木は、

宇根という手ゴマを使って、

ずっとこれまで気に食わなかった芳村の秘密を社内の人間全員に一斉メールで暴露します。

結果…芳村はそのことで自宅謹慎処分に追い込まれ、まんまと芳村の追い落としに成功した八木は、その勢いのまま、

今度は大本命である美波への攻撃に取り掛かります。

荒川が注意深くその動向を監視している中で行われた八木が美波に仕掛けた謀略とは一体…?

>>>11話の詳しい解説と感想はコチラ♪

12話:年貢の納め時

ついに…これまで「私は特別よ!」を公言してきた八木さんに、年貢の納め時が来たようです(汗)

彼女のダーティー過ぎたこれまでの行動を全て暴いていったのが、もちろん社内探偵さながらの動きを見せてきた荒川です。

美波をゲキ推ししてる荒川は、どんなことをしても美波を守るりぬくのだ!

そんな気合満々な荒川が今回、八木と黒石常務に引導を渡します。

>>>12話の詳しい解説と感想はコチラ♪

13話:新展開のスタート

全ての悪事が明るみとなって会社をクビになった八木さん。

しかし…

彼女の「私はイイの!」の精神はまだまだ継続されているのです。

今回から八木さんをヒロインとした新展開のスタートです♪

会社を自主退職の形でやめた八木さんは、特に落ち込むこともなく、アメリカへ語学留学に旅立っていったのです。

まさに…

メンタル最強の八木さんですが、果たしてアメリカでどんな成果を持ち帰ってくるのでしょうか?

>>>13話の詳しい解説と感想はコチラ♪

14話:八木さんからのウザ絡み

学生時代から八木さんの引き立て役として利用されてきた名井春奈(みょういはるな)は、

いま厄介なことにアメリカ留学から帰国した八木さんにつきまとわれている(汗)

気が向いたときに呼び出されて男性関連のくだらない愚痴トークを延々と聞かされてうんざりだ。

そんな中、春奈は八木さんから留学してた際に時に知り合ったアメリカ人男性が日本へ遊びに来る事を聞いて、

八木さんからのウザ絡みをやめてもらうためにも、

自分が八木さんとその男性とのデートに同行してアシストしようと頑張るのですが…

15話:春奈の思い

ボッチで孤独だった高校時代に八木さんだけが春奈に声をかけてくれて感じた恩。

それが今まで八木さんから便利な友人として利用されても無下にはできない春奈の思いでした。

ただ…そうは言ってもこのまま八木さんに恋人ができるまであちこち振り回されては身が持たない(汗)

そこで春奈は一日でも早く八木さんにカレシができるよう”婚活””を勧めるのです。

もちろん八木さんに提案した責任として婚活には春奈も付き合うことになりました。

八木さんにさえ良いパートナーが見つかれば春奈としてはお役御免となるわけで、

彼女はいつものごとく全力で八木さんの引き立て役に徹するのですが…

16話:プロポーズ

婚活パーティーで知り合った開業医を名乗る明らかに怪しいグレンにドハマり中の八木さん。

もはや”プロポーズ”される気まんまんな様子で浮かれ気分だ。

しかし…

春奈はグレンがかなり詐欺師の可能性が高いかを知っているわけで…(汗)

でも…春奈が八木さんに忠告なんかしても素直に聞いてくれるわけもなく、黙ってみているしかしょうがなかった。

そんな春奈はというと、先日の合コンで知り合った福原に背中を押される感じで、

数年ぶりに漫画を真剣に描いてみることにしたのです。

そんな中、ほぼほぼ結婚詐欺師であろうグレンからプロポーズされた八木さんは…

17話:一般庶民のライバル関係

大学時代からずっとマウントの取り合いをしてきた八木さんと紗英(さえ)。

リア充女子大生を演じるために、この二人は偶然同じキャバクラで小遣い稼ぎをしていた過去もある。

そう…二人は一般庶民のライバル関係にあったのだ。

このたび一足先に紗英がセレブ男性をゲットして結婚までたどり着いた。

逆に八木さんは婚約したグレンとは音信不通状態で、おまけに彼からプレゼントされた高級ピアスがニセモノだと判明する。

{ま…まさか…!?}

ようやく自分が結婚詐欺に遭ったのではと思い始めた八木さんですが、近日に出席する予定の紗英の結婚式にはグレンと同伴で式に参列することになっており…(汗)

どうする…八木さん!

18話:グレンが結婚詐欺師

音信不通だったグレンがトツゼン紗英の結婚式の二次会場に現れて、なんとか大恥をかくことは免れた八木さんでしたが、

さすがにもらった宝石が全部”ニセモノ”だと分かった以上かなり怪しくなってきた(汗)

だけど…

そこはやり手の結婚詐欺師であるグレンは、またもや口から出まかせを言って上手く八木さんを丸め込んだ上に、

そこからさらに彼女から”200万円”をだまし取ろうとしたのです(汗)

さすがにもう無理だろうと思いきや、友人たちへの見栄と欲望に目がくらんでいる八木さんは、

またもやグレンにコロッと騙されそうになるのです!

しかし…

意外にもそんな八木さんの危機を救ったのが、八木さんが結婚詐欺師に騙されていると確信していた紗英でした。

紗英はずっと格下だと思っている八木さんが、自分よりハイスペックな男性と結婚できるわけがないというう思いから、

グレンが結婚詐欺師だという事実を見事に暴いたのです。

すると…

ようやくグレンが結婚詐欺師であることを認めざるを得なくなった八木さんは…

19話:やり手なホスト

グレンが結婚詐欺師だったことで大恥をかいてしまった八木さんですが、

そんなことで意気消沈する八木さんではなく、

懲りずに今度は出会い系アプリで礼音(れおん)というイケメン君と繋がり、

直接会ってその美貌に心を奪われた八木さんでしたが、彼の職業がホストだと聞いて一気に冷めてしまう。

しかしその後、礼音から自分は大企業の御曹司なんだと打ち明けられたことで、

俄然やる気を出して再び”玉の輿”を狙いに行っちゃいます(汗)

ただ…

礼音が御曹司だということはあくまでも自分で言ってるだけで、なんの証拠もないのです。

それでもあっさり信じちゃった八木さんは、数日後に礼音から連絡が入るとホイホイと会いに行くわけです。

恐らく今回もカモにされそうになっている八木さんですが、

今回は相手がやり手なホストなだけに、今度はどれだけ貢がされてしまうのでしょうか(汗)

20話:礼音の作戦

礼音から大企業の御曹司だと打ち明けられてすっかり信じ込んでいる八木さんは、

この日も礼音からのデートの誘いにまんまとおびき出された挙句、

彼からもっと一緒にいたいからと甘い言葉を囁かれて、

礼音が働く”ホストクラブ”へ客として入店することになりました。

恐らくは典型的なホストが太客を育成する手口なんだけど、

店の料金は自分が支払うからという礼音の言葉に安心して、

人生初のホストクラブに足を踏み入れてしまうのです。

すると…最初のうちは礼音のキメキメなホスト姿に鼻の下を伸ばしていた八木さんですが、

礼音の太客の女性・メイメイが店に現れてから事態が一変します!

礼音はメイメイから指名が入って八木さんの席を離れてしまうのです(汗)

{何なのあのクソ女!}

八木さんは礼音を取られたことで怒りを露わにします。

早くも”礼音の作戦”にハメられた八木さんは、

まんまとメイメイと礼音の強奪戦を繰り広げるバトルが勃発して…

21話:メイメイの正体

なんと…

メイメイの正体が、ポッチャリ系地下アイドル『ぽちゃるーむ』の人気メンバーだと知った八木さんは、

メイメイを陥れるための弱点を見つけてやろうと彼女のライブに潜入し、

そこで知り合ったメイメイ ファンのカップルから、色々とメイメイの情報を収集した八木さんは、

彼女がとある”スピリチュアルビジネス”にハマっていることを耳にすると、

さっそく八木さんはそのメイメイがハマっているという、

『富女スクール』の代表・億村 富子(おくむら とみこ)が主催する”お茶会”に参加します。

いつもながら行動力だけはハンパない八木さんなのですが、

かなり怪しいスピリチュアルセミナーっぽいだけにちょっと心配だ…(汗)

メイメイの弱みをさ探るつもりが、自分が取り込まれちゃったという事にならなければいいが…。

あと…

八木さんにとって唯一の友人が、春奈がいよいよ福原とイイ感じになってきました…♪

22話:億村富子の正体

メイメイとの関係が深そうな億村 富子おくむらとみこのセミナーに参加した八木さんは、

すぐに億村が如何わしい”詐欺商法”で荒稼ぎしている人物であることを見抜き、

しかもその億村富子の正体が大学時代に悪徳マルチで稼いでいたとも子 先輩であることに気づき、

今は億村を名乗っているとも子に自分もスピリチュアルビジネスのオーナーにしろと迫るのです。

こうしてあっという間に八木さんはビューティ・ユミカという名前を名乗って、

「ワガママ・メゾット」というスピリチュアルビジネスを立ち上げ一気に荒稼ぎモードへ突入します。

ただ…その稼いだお金は推しホストの礼音に貢がれるという残念な使われ方で、

これぞ八木さんの真骨頂という感じですが、

これまでずっと友人関係でいてくれた春奈と絶縁状態の今、

悲しいかな八木さんの暴走を止めてくれる人間はいない…(汗)

23話:カモ状態の八木さん

まるで天職を得たかのようにあくどいアイデアを駆使してスピリチュアルビジネスに精を出す八木さん。

自分は苦労せず人を利用したり欺いたりすることはお手のモノなのに、

八木さん自身はホストの礼音に詐欺で稼いだお金を貢ぐという残念なサイクルになっている…(汗)

なぜ狡猾な八木さんが礼音のビジネス接客を見抜けないのか…?

恐らくは八木さんが自分の美貌と魅力に自信を持っているからだろう。

あと…礼音が大企業の御曹司だと思い込んでいる点も、礼音の言葉を暗に信じてしまっている理由の一つだ。

そんな中、八木さんは礼音から自身の”誕生日イベント”で大金を使って欲しいと頼まれ、

その希望金額はなんと3000万円だった…(汗)

ここまでくると礼音にとってカモ状態の八木さんですが、

本人には全くその自覚はないみたいで、礼音のためになんとか大金を用意しようとする八木さんは、

最近「HARUNA」のペンネームで漫画家デビューした春奈のことを利用して一儲けしようと…

24話:フレネミー

八木さんの不用意なSNS投稿によって、春奈の作品が出版されないかもしれないという緊急事態が発生しました。

普段は八木さんのやりたい放題を黙認していた春奈も、今回ばかりは堪えきれず、電話で強く抗議します。

しかし、八木さんはいつもの調子で春奈の話にまったく耳を貸さず、状況は悪化するばかりです。

結局、春奈が自ら担当編集者に詳しく事情を説明し、何とか出版停止という最悪の事態は免れましたが、

八木さんのせいで危うく大切なチャンスを逃すところであり、春奈は今回の一件で力になってくれた編集者から、

八木さんは春奈にとって本当の友人ではなく、フレネミー(友達のふりをした敵)ではないですか?」と指摘されるのです。

そこで初めて春奈は思い当たる節が多々あることに気づきます。

その後、彼女は八木さんに連絡を取ってSNSの問題投稿を削除してもらおうと試みますが、八木さんは一向に電話に出ません。

焦りが募る中、春奈を救ったのは、彼女の漫画家デビューを心から応援してくれている福原でした。

彼は春奈のために八木さんへ一通のメールを送信していたのです。

そして…そのメールの内容を見た八木さんの反応は…?

 25話:自分が蒔いた種

福原の警告メールと春奈の説得により、ようやく例のSNS投稿を削除した八木さんですが、

それからすぐ後にホストの礼音を巡って激しく対立していた宿敵メイメイからの手痛い反撃が待っていました。

メイメイによる捨て身の攻撃を食らった八木さんは、つい昨日まで今をときめくカリスマインフルエンサーだった立場から、

話題の”詐欺師”として世間に叩かれる存在に転落してしまったのです。

普通に生活できないくらい追い詰められた八木さんが頼ったのは、スピリチュアルビジネスを教えてくれたとも子先輩でしたが、

先輩からは「自分が蒔いた種でしょうが!」と一蹴され、助けの手は無情にも突き放されます。

辛うじて紹介してもらった弁護士にこれまでの収入のほとんどを費やしてトラブルの収束を試みますが、

このあと八木さんに待っていたのは虚しすぎる結末でした…。

26話:復活を果たした八木さん

すべてを失い引きこもり生活に陥った八木さんに再起の手を差し伸べたのは、やはり春奈でした。

今回ばかりは珍しく自分の非を認めて謝罪らしき態度を示した八木さんに、春奈はしぶしぶ転職先を探してくれたのです。

人材派遣会社に勤める春奈は、彼女の強気でズバッと物を言う特性を活かし、結婚相談所のスタッフという新しい仕事を斡旋しました。

すると…春奈の予想通り、八木さんは入社早々その才能を発揮し、たちまち成果を上げ、所長からも「会社始まって以来の逸材だわ!」と絶賛されるほどに。

こうして見事に復活を果たした八木さんは、すっかり有頂天になり、またいつもの“邪な気持ち”がもたげてきます。

そんな中、彼女のもとにある人物が会員として現れました。なんと、それは大学時代の友人・聖來(せいら)だったのです。

しかし…聖來はすでにセレブな男性と結婚したはずですが、なぜ今ここに…?


 

以上が、これまで発売されている『ワタシはいいの、ワタシはね』のご案内です♪

今後もそれなりの頻度で新しいお話を随時更新させて頂きたいと思います…。

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