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最後の外泊!500日を生きた天使 9話ネタバレ!残された時間

「これからの治療は治すためじゃない!」

渓太郎に突きつけられた残酷な結果。

その時、
母が望んだのは0.01%の奇跡だった…

ついに結末までのカウントダウンが始まった!


残された時間

500日を生きた天使

2巻9話は悲しくて、微笑ましくて、切なくて…

残されたわずかな時間を精一杯、生きる家族に命の大切さを教わった。

 

結末がわかっている物語ですが、

さすがに最後通告を聞くのは胸が痛くなります。

 

前回の8話で、
桜井先生から一番聞きたくない、

「すいませんでした!」

という言葉を聞くことになった みゆき。

 

追いすがって先生に助けて欲しいと懇願するも、

申し訳なさそうな先生の表情を見て全てを察する…

 

そして、

つにに渓太郎の治療は延命治療の段階に入った…


8話のネタバレはコチラ♪
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0.01%でも可能性があるなら治療を続けたい!

 

母親なら当然そう思うのは当たり前のことだ。

しかし…

実際にその過酷な治療に耐えなければならないのは

まだ1歳にも満たない小さな赤ちゃんなんです。

「痛い!」

という言葉もろくに話せない渓太郎

 

ほとんど助かる見込みのない体に痛みや苦しみを伴う治療を続けるのは正直に言って

虐待行為に等しいかもしれない。

ただ・・・

それは母親である みゆきと同じ立場に立ってみないと何も言えることじゃない。

 

回を重ねるごとに読むのがキツクなってくる漫画はホント辛い。

 

今回、中村夫婦は渓太郎との
最後の外泊を過ごすことになるんですが、

この夫婦は大丈夫だ!

すばらしい家族だと思える光景に、つい頬が緩みました。

 

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500日を生きた天使 2巻9話 ネタバレ

渓太郎に施された全ての治療は良い結果に結び付くことなく終わった。

これからの治療は延命治療になる。

と、残酷な通告を受けた中村夫妻。

 

{命って何なんだろう…?}

無邪気に笑う渓太郎の姿を見ながらしみじみと考える みゆき。

 

自分はもう渓太郎がおしゃべりしたり、走ったり姿を見ることができない。

 

{この子は私の命そのもの…}

{渓ちゃんがいなくなったら、私には何も残らない!}

 

当然のことながら悲観的な事ばかり考えてしまう みゆき。

 

しかし・・・

自分の体の事なんて何も知らない渓太郎はいつものようにみゆきの横でご機嫌に遊んでいる。

そして、

お気に入りのミニカーをみゆきに差し出して、

”僕とあそんでよ~”

というカワイイ表情でみゆきを見上げてくる。

 

その、なんとも力強く、愛おしい渓太郎の笑顔に みゆきは

「はっ!!」

と気づかされるのです。

 

今この子はここに生きている!

 

ちゃんと抱きしめられるのに私は何を考えてるんだろう。

{今を生きればいいんだ!}

みゆきは残された大切な時間の過ごし方を渓太郎に教わったのです。

充実した日々

気持ちを切り替えてからのみゆきは強かった。

どうやったら渓太郎と楽しく過ごせるか?

そんなことを考えながら過ごす日々はすごく充実したものとなり、

気が付いてみると渓太郎は1歳の誕生日を迎えていました。

 

おばあちゃんやパパも病院までお祝いにやって来て、

ささやかながら病室でちょっとした誕生日パーティーが開かれたのです。

 

この時、みんなが笑っていました♪

その瞬間、みゆきは当たり前のことができる幸せを噛みしめていたのです。

最後の外泊

渓太郎の延命治療が続き

いくつかの季節も過ぎてゆきました。

この頃になると、抗がん剤の影響で、渓太郎の髪の毛は全て抜け落ちて、

つるつるの丸坊主になっています。

 

しかし…

みゆきはそんな渓太郎と大切な毎日を笑顔と共に過ごしていました。

 

季節は秋を迎えて紅葉が綺麗な時期になって来た10月中旬のある日。

 

桜井先生が外泊の提案にやってきてくれました。

 

まさかこの段階で家に帰れるなんて…

 

みゆきの顔がほころんだのもつかの間だった。

桜井先生から衝撃の一言が告げられる。

 

「お母さん、おそらくこれが最後の外泊になると思います」

「ご家族で最高の思い出を作って来てください」

 

しかし、

一瞬、悲しい表情を見せた みゆきでしたが、

もう彼女はちょっと前の悲観に暮れた母親ではありません!

 

前向きに、家族で最高の時を過ごそうと心に誓い、

家で待つ夫のもとに、そして我が家に帰ってゆきました。

 

そして・・・

みゆきは夫のおさむと話し合い、最高の一日を過ごすため、

空気が綺麗で、緑豊かなキャンプ場へ出かけるのです…

思い出の瞬間をたくさん作るために。

 

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2巻-9話の感想

最後の外泊シーンはホントジーンときました。

家族の大切さや、命の尊さを分かってる夫婦の会話や表情がたまらない。

 

ホント素晴らしい夫婦です。

この物語は、みゆきと渓太郎にフォーカスしてずっと描かれていましたが、

実は、まるし―がずっと注目してたのは、

夫の おさむさんだったのです!

 

ストーリーの中では目立ってなかったけど、

実は一番大変だったのは おさむさんだったんじゃないかと思ってた。

 

精神的にも肉体的にも…

なので、ほんとに素晴らしい旦那さんだと思います。

 

一人で家の用事をこなしながら仕事に向かい、週末には病院へお見舞い。

いつ倒れるかもしれない妻の事を心配しながらハードな日々を過ごしていたはず。

 

愚痴なんてこぼしたことないし、常にみゆきと渓太郎を一歩下がった位置から見守っていた。

 

この素敵な旦那さんの存在があったからこそ みゆきは渓太郎の看病に全てを捧げられたわけで…

 

この漫画は壮絶な闘病記を描いた作品ですが、

側面では感動の夫婦愛を見るストーリーでもあります。

 

今回は特に夫婦のあんな会話が聞けてよかった~♪

さぁ~

次はいよいよ最終回だ!

 

>>>『500日を生きた天使』最終回のネタバレはコチラ♪

 

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