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華恋がたり【ネタバレ1巻】凄まじい逆転劇からの結末は?

激動の大正時代を、命がけの恋に生きた女の人生。

まったく立場の違う二人の女が、それぞれの運命に立ち向かう!

著者:今井 康絵

華恋がたり

1巻の解説と感想です♪

ネットのスマホも存在しない時代で、

男と女はどんな恋に落ち、どんな日常を暮らしていたのか?

ただ・・・

男と女はいつの時代も変わらない愛憎劇に苦しみ、そして恋い焦がれる・・・

華恋がたりとは?

時は大正期。

伯爵令嬢と貧農の娘の壮絶な『逆転劇』を描いた愛憎入り交じる、大正ラブロマンスストーリーです♪

華族の令嬢として、何不自由なく育った根っからのお嬢様と、

死の間際に母親から指輪を渡され、

「お前は華族の娘だったんだ・・」

と言われた貧しい農民の娘。

この二人は、不思議な縁で、その後の人生が交錯してゆく・・・

激動の大正時代を生きる生まれも性格も全くちがう二人の女性が主人公の物語で、

当時の文化や風習が細かく取り入れられていて、

現在とは違う価値観

そして、成り立つ常識が、

時には滑稽で、時には不快な、

それでいて、愛憎にまみれた人間模様は、当時の時代背景と重なり、なんとも言えぬ大正人間たちのパワーを感じる作品でした。

スマホやSNSがない時代の男と女の激しい恋愛模様…

そして・・・

女同士の燃えたぎる情念を深くえぐり出した刺激臭の強い作品です!

凄まじい逆転劇からの結末は…?

今回は、第1巻の解説と感想をご紹介したいと思います~

 

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華恋がたり【ネタバレ1巻】凄まじい逆転劇からの結末は?

あらすじ

時は大正時代。
激動の人生を送った二人のがいました。

その一人は、
白川 綾子(しらかわ あやこ)。

そしてもう一人は、
下園 忍(しもぞの しのぶ)といいます。

明治の末期、偶然にも同じ日に、産まれたこの二人。

 

綾子は裕福な伯爵令嬢として育ち、何一つ不自由なく生活を送っていました。

もう一人の女、忍は貧しい農家の娘として育ち、食べるものにも不自由する生活送ってきたのです。

 

二人が産まれてから15年が過ぎた頃、全く違った世界で生きてきた二人の人生が、運命的のいたずらによって、激しく交錯してゆくのです・・

貧しい農民の娘として15歳に成長した忍は、家族の口減らしのため、白川家の使用人として働くことになったのです。

この時代によくあった丁稚奉公(でっちほうこう)の様なものですね。

病気で体を壊した母親が、死の間際、

「お前の父親は華族様の男だよ・・」

と言って、分不相応な、高価な指輪を、忍に残して死んでいきました。

{私の体には華族の血が流れている。}

そう信じて、

{いつかこの惨めな生活から脱出してやる!}

と、人生を這い上がるチャンスを伺っていた。

彼女は既に15歳ながら自分の体を売って、村人からお金を稼いでいる擦れっ枯らしのあばずれ女に成長していたのです。

そんなある日、忍に奉公話が持ち上がり、金に目がくらんだ忍の父親が、2年分の給料を前借りして彼女を使用人としてあるお家に売り飛ばしたのです。

そんな事をまったく知らない忍は、資産家の家で働ける事をチャンスと思い、喜んで、奉公先に向かったのです。

そして・・・

彼女が使用人として働く先の家が、なんと白川家だった!

そう、伯爵令嬢・綾子が住む 豪邸だったわけです・・・

同じ年齢でありながら

綾子はお嬢様

忍は、下働きの奴隷

あまりにも違う境遇を前に忍は、自分の惨めな姿を嘆き、恨みました。

そんな忍の憎しみは、何の苦労もせず育ち、涼しい顔をして自分に同情してくる綾子に向けられました。

そして・・・

その後二人の人生はドラマチックな展開をむかえる事になる・・・

激動の大正を生き抜いた二人の女の逆転劇が今、幕を開けようとしている・・・

人生の逆転劇

裕福な伯爵令嬢の綾子は、通っていた女学校で人気者でした。

容姿端麗の上、成績優秀で運動神経もよく、家柄も品格も申し分ないご令嬢だった。

そんな、どこにも欠点がないような女性にも関わらず、

それを自慢することなく、傲慢にもならず、どんな人間とも分け隔てなく付き合う彼女は、

まわりの同級生たちから尊敬と憧れの目で、見られる存在でした。

そして、

そんな彼女には、士官学校に通う婚約者がいました。

森ノ宮 芳忠(もりのみや よしただ)という綾子と同年代で元・高級公家の家柄のイケメン男性です。

誰もが羨む絵に描いたようなセレブ人生を送る綾子。

そんな幸せな生活を送る中、自分の家で使用人として働く、忍とある日、初めて出会うのです。

綾子は、自分と同じ年齢なのに、学校にも行けず、ひたすら人の家で、身を粉にして働く忍を不憫に思い、

その後、父親の許可を得て、忍を自分の世話係として、一緒に学校へ通わせたり、

きつい仕事をさせないように取り計らってあげたのです。

そんな綾子の好意に、表面上は言葉を尽くして感謝する忍でしたが、

内心では、まったくそんな事を思っていませんでした。

「私たちは平等なのよ」

「女同士これからも助け合いましょう」

そう言って忍に励ましの声をかけ続けてきた綾子。

しかし・・・

その時の忍はこう思っていました。

{何が平等だバカヤロウ・・}

{何不自由なく育ってきたくせに!}

と、忍は綾子の善意が妬ましくてしょうがなかった。

 

綾子の涼しい慈(いつく)しみの言葉を聞くたびに自分が惨めになるばかりで、

{こいつから全てを奪ってやる。}

{私だって華族の生まれなんだ}

{今にみていろ・・・}

的外れな忍の復讐心は、ものすごいパワーとなって綾子に向けられてしまうのです。

大惨事

綾子から特別に目をかけられていた忍は、自分の武器である悪知恵と体を使い、

やがて、綾子の父親まで自らに取り込もうとするのですが、

その不順な下心を見破られてしまい、

ある時、

白川家から追放されてしまうのです。

そして・・・

忍が、白川家から放り出され、彼女が他の奉公先へ向かったいたその夜。

 

白川家にとって大変な出来事が起きてしまう!

お城の様な白川家の邸宅が火事になってしまうのです。

一旦広がった火の手は収まることがなく、

やがて、巨大なお屋敷は一夜にして灰になってしまったのです。

そしてなんと…

その火事で、綾子の両親も同時にその火事で焼け死んでしまった。

この不幸な事故で、一人娘だった綾子は天涯孤独の身となり、家も財産も全て失ってしまうのです。

その様子を影からあざ笑うかのように見ていた忍。

この時が、

全く境遇の違うた二人の女が、

同じスタートライに立った瞬間でした

そして・・・

忍はある思いを胸に秘めて、ゆっくりと前に歩き出した…

 

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華恋がたりの感想

金落ち女と、貧しい女の場が入れ替わる

という王道な逆転劇の話に、女同士の愛憎劇が加わり、その中に男女のロマンスを取り入れた、この物語。

最初に読んだ印象を言うなら80年代に流行った昼ドラのような作品でした。

このへんのお話は、基本的に退屈しませんよね!

やったり、やられたりのシーソーゲームが続いて…

という感じで、いろんな人間関係が交錯して、忙し~ていうイメージがあります。

まだ1巻しか読んでいませんが、まるしーは今のところ、伯爵令嬢の綾子にイラついてます

忍が言ってるように、綾子のお嬢様気質にちょっと腹が立ってしまうのです。

世間知らずのくせに言うことがいちいち一丁前なところが!

「結局、助けてもらううんかい!」

というツッコミを何度も入れたくなるような・・・

ただ・・・

綾子には共感できない所がたくさんありますが、忍の行動よりは全然ましなんですが・・・

ちょっと忍の性格は、さすがに酷すぎる

女として、というより人間として・・・

あそこまで悪の心に支配された悪役ヒロインも珍しい。

でも…ホントの事をいうと忍のキャラは嫌いではないです。

共感できないだけで・・!

彼女にはドンドン物語を引っ掻き回して欲しいとさえ思っています。

あの、徹底した悪の上昇志向はすごい魅力があります

綾子との対比で、読んでいてワクワクしちゃうんです~♪

そして、最後に今、一番気になってる男・北浦 彰吾(きたうらしょうご)の存在だ。

今回の解説と感想には彼を登場させてないのですが、本作の裏の主役は彼です。

したがって、これからの彼の動き如何(いか)んによって、この漫画の良し悪しが変わってくる重要な役どころです!

まぁ・・・

今はとにかく2巻を読むのが楽しみな段階です~♪

 

>>>『華恋がたり』2巻の解説と感想はコチラ♪

 

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