龍神の最愛婚 【ネタバレ1話】影の姫巫女・結月の呪われた日常!

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著者:宮之みやこ/アンティーク

『龍神の最愛婚~捨てられた姫巫女の幸福な嫁入り~

1話の解説と感想です♪

「私の花嫁はどこにいる…?」

その時…龍神はアレになりかけていた・・・

呪われた運命を背負い蔑みと屈辱の中で生きてきた一人の少女がいた。

彼女は生まれながらにして背中に不吉な龍のアザを宿していたことが災いして、

巫女としての浄化能力は申し分ないものの、

両親から忌み嫌われた挙句に、双子の妹の”影”として生きることを強いられた。

なんて夢も希望もない苦しいだけの人生なんだ…

「確かに生まれた赤ちゃんの背中一面に龍の形をしたアザがあったら不吉だと思うかもしれないな~(汗)」


 

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龍神の最愛婚 【ネタバレ1話】影の姫巫女・結月の呪われた日常!

影の姫巫女・結月の呪われた日常

ヒロインの久々宇 結月(くぐう ゆずき)は、

代々に渡って浄化の能力を持つ”姫巫女”を輩出する家系の双子姉妹の姉として生まれたが、

生まれた際に背中に不吉だと言われている龍のアザがあったために、

久々宇家の家系図から排除され、それ以降は村の姫巫女となった妹の美月(みづき)の影として、

その卓越した浄化能力を使って村を災害から守ってきました。

ちなみに姫巫女の妹に浄化能力はほぼ無い。

努力をしないからだ。

でも…結月は両親から忌み嫌われ、妹からも奴隷のようにこき使われていました。

それが影の姫巫女・結月の呪われた日常でした。

唯一結月に優しくしてくれる兄の蔵之介(くらのすけ)は、男子なので浄化能力がもともと弱いこともあり、

家族の中での発言権はなく、ほとんど頼りにならない。

辛く悲しく屈辱的な毎日が続く中で、ドンドンと心と体が疲弊押してゆく結月だったのですが、

いつか美月が嫁入りすることで、彼女の影としての役目も終わると信じてここまで耐えてきたのです。

それなのに…

祟り神になった強大な龍

ついに美月が由緒正しき伯爵家の時期当主との縁談が決まったようだ。

両親も有力な貴族との縁ができてかなり嬉しそうです。

結月もその吉報に自分にも自由が訪れると大いに喜んだのですが、

それは大きな間違いだった。

以前から美月が輿入れしたら結月の影としての役目は終わりだと聞かされていたのですが、

美月の言った言葉は真っ赤なウソで、姉を死ぬまで自分の影としてこき使おうと考えていたのです(汗)

{えっ…!?全部ウソだったの?}

あまりのショックで目の前が真っ暗になる結月。

その時でした。

トツゼン祟り神になった強大な龍が現れて、今にも村全部を襲いそうな勢いで荒れ狂っている!

阿鼻叫喚して助けを求める村人たち。

当然のことながら姫巫女である美月に祟り神の浄化を必死で叫んでくる(汗)

しかし…

美月にそんな浄化能力はないし、ぶるぶると震えているだけだ。

ここで久々宇家の両親は迷うことなく影の姫巫女・結月を祟り神に差し出しました。

あれほどの巨大な龍とたった一人で対峙しろというのである。

結月は両親から死ねと言われたも同然であり、彼女もハッキリと自分の死を覚悟した瞬間だった。

すると…とんでもない光と共に信じられない光景が目の前に広がったのです!

ここから先…すごくドラマチックで感動的です♪


 

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1話の感想

本作の全話解説ページでも同じことを書きましたが、

『龍神の最愛婚』の作画担当のアンティーク先生の描く人物描写がハンパなく神です♪

なんだかページをめくるたびに目の保養をさせてもらっている感じだ。

物語冒頭の苦しみに喘いでいる恐ろしい表情の龍神らしき人物が、

37ページで登場した時にはあの恐ろしくイケメンで美しい神様になるのです。

「このギャップがたまらない!」

ヒロインの結月も思わず心の中でつぶやいていました。

「怖いくらいに人間離れした美しい人」

まさにそんな表現がピッタリの美しすぎる男性のお顔でございました♪

サイト主のまるしーは、この37ページに登場した蒼玉(そうぎょく)のフェイスを見た瞬間、

この作品を絶対に結末まで読もうと決めました(汗)

それぐらい破壊力のある美しいイケメンフェイスだったのです。

ちなみに蒼玉とは、そのイケメンさんの通名で、

彼の本名は瀬雄津蒼玉主(セオツソウギョクヌシ)という名前で、

彼がいうには、結月たちが住んでいる地域で一番偉い龍の神様ということです。

2話ではそこら辺のことを細かく説明しています。

とりあえずこの1話ではとんでもなく過酷な運命を背負わされた結月の虐げられた生活環境が描かれており、

まさに生きている希望がまったく持てない屈辱と苦痛にまみれた彼女の日常生活でした。

浄化能力が非常に乏しく、ろくに姫巫女として努力もしないし実力もない美月の影として彼女に付き従う結月。

最初にこの双子姉妹が登場した時の光景がショッキング過ぎてなかなか頭から離れません(汗)

あれ…なんて言うのでしょう?

ウエディングドレスを着た新婦が顔を隠しているベール?

そのハンカチバーションみたいなやつですっぽりと顔を隠した結月の姿。

すごく違和感があった。

見た感じはまるで科負い比丘尼(とがいびくに)でした(汗)

よく実の娘にあんな屈辱的な生き方をさせるもんだ。

あと…久々宇家(くぐうけ)の人間は誰もがクソなんだけど、

特にサイト主のまるしーが気に入らないのは、

口当たりのいいセリフばっかり言ってる長男の蔵之介(くらのすけ)です。

実はこいつみたいな人間が一番たちが悪いのです(汗)

イジメられている子に寄り添うだけの体裁をとって実際は何もしないしできない卑怯者。

蔵之介をみてるといかに”力無き正義は無能”なのかがよく分かる。

美月のキャラはもう完全にヒール側へ振り切ってるからそこまで腹は立たないし、

あのクズな両親も同じで、彼らには後に絶対に大きな天罰が下るはずだ。

でも…問題なのは態度だけは善人ぶって何もしない長男だけは微妙なんだ。

もしかしたら結月も蒼玉も彼のことは許すのかもしれない。

だけど…実は本当の意味で結月を苦しめていたのはこの兄なのかもしれないのです。

結月が許したとしても蒼玉だけはこの兄にもキッチリと、結月を見殺しにしていた報いを受けさせて欲しい。

結月は望まないと思うけど。

「とにかくまるしーは蔵之介が嫌いだ!」

そして…

めまいがするほどイケメンな蒼玉がカッコイイ♪

ホントに目の保養だ。

完全にハマったな。

以上…1話の感想でした…。

 

>>>『龍神の最愛婚 』2話の解説と感想はコチラ♪

 

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