著者：宮之みやこ/アンティーク
『龍神の最愛婚～捨てられた姫巫女の幸福な嫁入り～』
6話の解説と感想です♪
たくさんの人々が行き交う帝都の街で二人きりのデートを楽しむ結月と蒼玉。
今日ばかりは完全な人間の姿になって結月の隣を歩く蒼玉ですが、
とにかくそのイケメンっぷりが圧倒的すぎて、
街行く女性たちの熱っぽい視線を片っ端から集めてしまう（汗）
まったく自分の見てくれに自信のない結月は、
そんなイケメン過ぎる蒼玉の隣にいることがだんだ恥ずかしくなってくる。
しかし…そんな結月に対して蒼玉は、
結月の顔が真っ赤っ赤になるほどの甘いセリフを囁いて結月を悶絶させるのです♪
今回のエピソードは終始にわたってラブラブなデートの様子が描かれております♪
「すごく癒されまくりの内容だったのですが、最後にあいつの登場でせっかくのデート気分が台無しに…（汗）」
5話の解説と感想はコチラです♪
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龍神の最愛婚 【ネタバレ6話】幸せな二人きりの初デート！
幸せな二人きりの初デート
蒼玉に用意してもらった艶やかな着物を着て、
この日は二人きりで帝都の街へ初デートに出かけることになった結月。
人がたくさんいる場所に行くから今日の蒼玉は完全な人間の姿になっていました。
ただ…このことに関して少しばかり問題があったのです（汗）
なぜならば蒼玉の圧倒的にイケメンなルックスは、
街行く女性たちの視線をくぎ付けにしてしまうからだ。
結月も人並み以上に可愛い女性であることには違いないですが、
やはりすれ違う女性たちが熱っぽい視線を蒼玉に送っているのを見ると、
どこか自分みたいな人間が蒼玉の隣にいていいものかと不安になってしまうのです（汗）
初めて訪れた帝都の街並みはすごく活気が溢れ、
すれ違う人たちがみんな輝いて見える結月は少し卑屈な気分になってしまったのです。
そんな結月に対して蒼玉は、
「誰よりもそなたが一番美しいと思うが？」
などと真顔で結月に言っちゃうもんだから、
結月は顔が真っ赤に染まりあがって蒼玉の顔を見ることさえできないくらい照れまくりだ♪
どこからどう見てもラブラブなモードの二人は、
その後、結月が着る着物を物色するために入った高級な呉服屋で豪勢な買い物をし、
それから最近流行のケエキ（ケーキ）ショップで甘いケエキを食べた。
一口食べるとホッペが落ちそうなくらい甘くておいしい食べ物に二人は舌鼓を打ちます。
こうして幸せな二人きりの初デートの時間はゆっくりと過ぎていきます。
もはや結月と蒼玉はどかからどう見てもアツアツなカップルそのものだ。
もう家には戻りません
帝都の街を二人片寄せ合いながら仲良くブラついて、
ショッピングをして流行りのスイーツを食べるという王道のデートコースを大いに堪能した二人。
さぁ次はどこを見て回ろうかという感じでケエキショップから出てきた二人に声を掛けてきた人物がいました。
結月の妹・美月である。
たまたま街に来ていた美月は、結月の姿を見つけると同時にものすごい形相で近づいてきました。
「ようやく見つけたわ！」
となりに蒼玉がいるにもかかわらず、結月の腕を取って連れ帰ろうとする美月に対し、
すぐさま蒼玉がそれを制止するのかと思いきや、
意外にもその美月の手を振り払ったのは結月自身でした。
結月はこれまでに見せたことのない厳しい視線を美月に向けて、
「もう家には戻りません」
と…これまでにない強い口調で言い放ったのです。
この結月のリアクションにはさすがの美月も驚いたようですが、
姉の事をしょせん自分の便利な道具としか思っていない美月は、
そんな結月の反抗的な態度に激怒して再び掴みかかろうとします。
だが…ここでようやく今まで姉妹のやり取りを見守っていた蒼玉が登場です！
ココから先の展開は是非とも本編現物でお楽しみください♪
蒼玉がかなりのご立腹ですよ（汗）
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6話の感想
蒼玉が完全な人間の姿になった時の圧倒的なイケメンっぷり♪
「もうオーラがハンパない！」
結月が蒼玉の隣で歩くのが恥ずかしいと感じる気持ちは十分に理解できる。
あれは確かに反則級のカッコよさだ。
あまりに度が過ぎたイケメンの隣にいると、やはり回りから受けるプレッシャーは凄いですよね（汗）
サイト主のまるしーから見れば結月だって十分に可愛くて魅力的な女性だと思うけど、
ただ立っているだけで注目を集めてしまう蒼玉のイケメンオーラの前ではどうしても霞んでしまう。
そんな彼の隣にいたら、どこか卑屈になってしまう結月の気持ちはそごくよく分かります。
しかもその蒼玉は龍神の神様であり、普通に大金持ち超VIPなのです。
これって結月にとっては玉の輿どころの騒ぎではないシンデレラ・ストーリーです。
ただ…結月としてはいまだ蒼玉から熱烈に自分が愛されていることに懐疑的です。
蒼玉の口から龍のアザの秘密とか散々説明してもらってもやはりそれは夢のような話で、
どうしても今自分がいる立ち位置への不安がつきまとっているわけです。
その不安な気持ちが解消されるのは、もう少し時間がかかりそうですね。
それに…まだ結月には実家との忌まわしき関係性が絶たれたわけではありません（汗）
今はかなり強引な形で結月が蒼玉の屋敷で暮らすことになっただけで、
決定的な結月の立場を表すものが何もないのです。
いわば現在の結月はただの家出娘にすぎない。
そんな中で再び登場してきたのが妹の美月ですよ！
姉の結月をまるで自分の便利な道具としか思っていないこの極悪非道な妹は、
龍神である蒼玉から溺愛されている結月の立場にまったく納得していない。
ただ…
帝都の街でたまたま再会した美月に対して、
「家にはもう帰らない！」とハッキリ啖呵をきった結月の態度にはスカッとしました♪
これは結月のファインプレーだ！
加えて…姉に対してありえないくらい横暴な態度をとる美月に対して、
蒼玉は恐ろしい形相で怒りを露わにしていましたね（汗）
神様なんだから美月なんて一瞬で殺してしまえるんだろうけど、
敢えてそれをしないのは結月に気を使っているからだ。
結月さえ蒼玉にGOのサインを出せば一瞬のうちに久々宇家ごと壊滅してもらえるのに。
これまで家族でありながら奴隷のごとき扱いを受けてきた久々宇家に対して、
結月が一体どんな家族に対する恩を感じているというのか？
「そんなものあるはずがない。」
結月自身も久々宇家は自分を利用していただけだという認識を持っているわけだし、
ならばいっそのこと久々宇家ごと闇に葬り去ればいいんだけど、
そこまで非情になれないのが結月の優しさであり人徳なのでしょう。
でも…このまま美月を野放しにしていては、きっと結月と蒼玉に災いをもたらしてくるのは目に見えている。
ここは結月の反対を押し切ってでも蒼玉が強引に久々宇家ごとぶっ潰すのが得策です。
今回のラストではかなり美月に対して脅しをかけている蒼玉ですが、
美月の性格を考えるとあれくらいでは絶対に引き下がらないだろうな～（汗）
というか、蒼玉は今まで結月が両親や妹からどんな酷いし仕打ちを受けて来たか知らないのだろうか？
もし…知っていてそのまま放置しているのならば、ちょっと甘すぎる対応だと思うのですが、
そこはやはり神様だから無下に殺生はしないのだろうか？
まるしーからすると久々宇家の人間は全員死刑になってもおかしくないことを結月にしてきたと思うのですが・・・
「ちょっとモヤっとしますね（汗）」
今後の蒼玉に注目です！
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