500日を生きた天使のネタバレ5話!
小児ガンを発症した
幼い我が子との壮絶な体験を綴ったノンフィクション物語。
抗ガン剤の強い副作用で
『500日を生きた天使』の
ネタバレと感想をご紹介しています。
腫瘍の摘出手術に成功し、
その後、抗ガン剤治療まで受けた渓太郎でしたが、
先日のMRI検査の結果は最悪なものでした。
なんと・・・
腫瘍が脳と肺へ転移していたのです。
4話のネタバレはコチラ♪
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信じられないスピードで
腫瘍の転移が認められた渓太郎。
{あとどれくらいこの子と一緒にいられるのだろう}
絶望の縁に立たされたみゆきは、
もうすぐ
渓太郎にやって来る
死のカウントダウンを
待っているかのような毎日になったのです。
それはとても苦しい日々で、
渓太郎の姿を見ては泣いて過ごすみゆきでした。
そんな時、
渓太郎と同じような
病気で闘っている子供たちが、
いつ死ぬか?
ということではなく、
その日を生きたことを
喜びながら毎日を
過ごしている事を気づかせてもらうのです。
その事で180度ポジティブな考え方に変われたみゆきは、
渓太郎のわずかな成長に感激するような毎日を送れるようになってきたのです。
今回は、『500日を生きた天使』
5話のネタバレや感想を書きます~
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500日を生きた天使5話 ネタバレ
寒さが厳しい2月。
個室に移って
2回めの化学療法を行うことになった渓太郎。
前回の化学療法では、
転移が見つかってしまったので、
今回は、抗ガン剤の量を増やすことになりました。
佐藤先生から、
もしかすると副作用が強く出てくるかもしれないので、
何か変化があったら
すぐにナースコールで知らせてくださいと言われます。
少し、不安になる みゆき・・
そして・・・
一回目の抗ガン剤投与では
変化が見られなかった渓太郎ですが、
二回目の投与が終わった後、
おっぱいを飲んでいた渓太郎が突然、嘔吐したのです・・
抗ガン剤の強い副作用で
抗ガン剤の強い副作用で
苦しそうに吐き続ける渓太郎。
下痢の症状も強く、
しばらくは母乳で
栄養を摂る事ができなくなってしまいます。
白血球の数値も
落ちてきて、輸血が必要になってきた渓太郎は
熱も高く上がって来て、
みるみるうちに やつれてしまうのです。
そして、
みゆきが渓太郎に
してやれることが、どんどんなくなって
来てしまいます・・・
渓太郎に飲ますことが出来ない母乳を搾乳器で絞り出すみゆき。
絞り出したこの母乳を渓太郎は飲む事はできないのかしら・・・
不安になって質問したみゆきは、
多分飲めないと思うので捨てて下さい
と看護師さんに言われてしまうのです。
絞った母乳を捨てながら
母として何も息子に出来ない無力感に襲われるみゆきでした。
渓太郎の髪が
投与された
抗ガン剤の副作用が強く出て
今や目が離せない
様態となってしまった渓太郎。
週末、
父親のおさむが病院に
やって来ても面会すら出来なくなってしまいました。
そして・・・
ずっと、渓太郎に
付き添って渓太郎の
様子を見守るみゆきの体も限界に来ていました。
病院での入院生活が
始まってからは、ろくに食事さえしていないのです。
みゆきの母親に
お弁当などを作ってもらってましたが、
うまく時間が取れなくて
ほとんど腐らせてしまっていたのです。
結局、カップラーメン
など栄養のない物でお腹を満たしている みゆきでした。
しかし・・・
今は強い副作用の影響で
苦しんでいる渓太郎のため、いっときも離れることが出来ないのです。
慌てて食事を摂った みゆきは
渓太郎の病室へ戻ると彼はまだ眠っていました。
ほっと、したみゆきが渓太郎の頭を撫でると、
その手には大量の
髪の毛がひっついていたのです。
えっ?
こんなにたくさんの髪の毛が・・・
詳しくは本編をご覧ください!
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500日を生きた天使 5話の感想
とうとう激しい副作用に
襲われてしまいました。
抗ガン剤といえば
やっぱり一番に想像するのは副作用です。
激しい嘔吐や下痢。
そして高熱。
生えてきたばかりの髪の毛も
抜けちゃいましたね。
ガンをやっける代わりに
良い細胞まで傷つけてしまうのが
抗ガン剤という薬です。
いつまで世のガン患者は
こんなにも恐ろしい薬で
病気と闘わなければならないのでしょう?
早く、苦しまないで治る
特効薬が出来ることを祈るばかりです。
今回のネタバレには、
書かなかったですが、
この5話の中で、
入院患者さんの一人が力尽きて亡くなります。
悠馬くんという
今度、小学生になる少年なんですが、
嬉しそうにランドセルを
抱えたまま帰らぬ人となったのです。
ちょっと悲しすぎて、
どうしてもネタバレでは
紹介できなかったのですが、
とにかくそのシーンは切なすぎてたりませんでした。
悠馬くんのお母さんと
みゆきさんのお別れのシーンも
本作の名シーンの一つです。
心がかなり疲れましたが、
5話はかなり読み応えがあった
内容となっています。
絶望的な状況の中、
成長を続ける渓太郎くんが
とてもいじらしくて泣けてきます。
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