著者：宮之みやこ/もぐす
『贄姫の婚姻～身代わり王女は帝国で最愛となる～ 』
7話の解説と感想です♪
オルムング帝国の皇妃として恥ずかしくない存在になりたいとリカルドに訴えたルーシャは、
リカルドからの理解を得て初めての公務を任されることになりました。
その仕事とは…来月に行われる予定の勲章親授式にリカルドと共に参列し、
その後に開かれる舞踏会で彼とダンスを踊るという重要なミッションでした。
その役割を受けてルーシャは舞踏会に向けて猛特訓をすることになりました。
頼れる侍女・ジモーネから連日の如く激しいレッスンに打ち込んだルーシャは、
果たして舞踏会の当日にルカルドと見事なダンスを踊り切ることが出来るのか…？
「ルーシャのやる気と努力の裏で暗躍する危険分子の存在が気になります…（汗）」
6話の解説と感想はコチラです♪
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贄姫の婚姻【ネタバレ7話】ルーシャが舞踏会に向けて猛特訓！
ルーシャが舞踏会に向けて猛特訓
ルーシャの希望で皇妃としての公務を担っていくこととなり、
さっそく来月に行われる舞踏会にリカルドと参加することになり、
今回もまたジモーネの指導により、ルーシャが舞踏会に向けて猛特訓を始めました。
その際に今後もルーシャが公務を行っていくうえで、
ジモーネ以外にもルーシャ専属の侍女が必要という理由から、
エッダという名前の侍女が新たに加わることになりました。
この日、ルーシャに挨拶をしたエッダは可愛いルックスをした明るい感じの侍女で、
ルーシャとしては前世でもたびたび彼女の姿を見たことはあったものの、
エッダがどんな侍女だったかは全く記憶に残っていなかったのです。
一方…エッダの方はというと、いかにもルーシャに献身的な態度を装いながらも、
内心ではルーシャを注意深く観察して、値踏みするような怪しいオーラを纏っていたのです（汗）
恐らく彼女はルーシャにとってプラスになる人物ではないだろう。
かなり”ワケアリ感”のある侍女だ。
そんなエッダを傍に置きながら、ジモーネとのダンスレッスンに明け暮れる毎日を過ごすルーシャがいました。
舞踏会前日の夜
舞踏会に参加するうえでルーシャがジモーネから学ばなければいけないことはたくさんあります。
その日、ルーシャはジモーネから分厚い量の資料を渡されました。
その中身とは…舞踏会に参加するであろう貴族全員の名前と顔写真や詳細な人物紹介が記された内容でした。
ジモーネが自作で作り上げたありがたい資料です。
ルーシャはジモーネに深い感謝の気持ちを伝えて、懸命に資料に書かれた内容を暗記していきます。
その後も連日に渡るジモーネとの厳しいダンスレッスンと資料の読み込みに取り組み、
急速に皇妃としての素養とスキルを身につけていくルーシャ。
やがて…ついに舞踏会前日の夜がやって来ました。
翌日にルーシャが着ることになっているドレスが飾られている。
だが…
そこでは一人の侍女がドレスに何かを”細工”しているような光景があった。
もしかしてエッダ…？
顔が見えない（汗）
ルーシャが皇妃として初めてリカルドと共に参加する公式の場で、
彼女に恥をかかせようとする勢力が存在するのだろうか？
舞踏会当日がやって来た。
何も知らないルーシャは、侍女が何か良からぬ手を加えた可能性のあるドレスを着て舞踏会の会場へと足を踏み入れた。
さて…どうなることやら…（汗）
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7話の感想
新たにルーシャの担当侍女になったエッダは、恐らくシャノバン王国のスパイなんだろうな（汗）
それもあの極悪王女・マルグリットの息がかかった侍女の可能性が高い！
前世のルーシャはこのエッダが流した情報によってマルグリットたちから襲撃されたのではないでしょうか？
前世の記憶にエッダの印象があったということがそれを物語っているように思えます。
というか…優秀なリカルドの側近であるはずのジモーネは何をしているんだ…？
こともあろうに一番近づけてはいけない危険な侍女をルーシャ担当の侍女に抜擢するだなんて…（汗）
まさかサイト主のまるしーが最初にシャノバン王国のスパイだと怪しんだ”ジモーネ悪党説”が的中しているのか？
そうなるとルーシャにとって2度目の人生大逆転はかなり絶望的なものとなってしまいます（汗）
なのでジモーネはルーシャにとって頼れる味方だと思うのですが、
それにしてもエッダみたいな危険分子を抱えたままでいるなんて、
オルムング帝国のセキュリティレベルもそう大したことはなさそうですね…（汗）
恐らくエッダは舞踏会の夜にルーシャを陥れるための工作をしてくるはずであり、
その手段が舞踏会の当日に着るドレスに何らかの細工を仕掛けることだ。
それは事前にエッダが舞踏会に着てゆくドレスをルーシャに尋ねていたことから明白です。
ただ…気になるのが舞踏会前日の夜に1人の侍女がドレスの展示されている部屋に入って何かをしていた光景です。
その人物の後ろ姿がどうもジモーネにそっくりなのです。
もしかするとエッダの動きに不審な点を感じとったジモーネが、
細工のされたドレスに気づいてリカバリーしていたのかもしれません。
そのジモーネに似た人物は、ドレスの腰当たりを引っ張って何かを確かめている様子でした。
まるしーの想像したとおりジモーネが事前に気づいてリカバリーしてくれてればいいんですけど、
もし…初めての公務の場でルーシャが大恥をかくことになったら、
ここまでイイ感じになってきたリカルドとの関係にヒビが入らないとも限りません（汗）
ここまでなんだかんだたくさんの苦労をしながらも、順調に第二の人生を歩んでいるルーシャです。
まだこんなところでそのサクセスストーリーをとん挫させられている場合ではないのです。
なんとか無事に今回の”大仕事”をやり遂げて欲しいところですが、
このまま何のアクシデントも起こらないという可能性は極めて低いでしょうね（汗）
でも…
ルーシャには何が起こっても、覚悟を決めてその苦難を乗り越えていくしか道はない！
「負けるな…ルーシャ！」
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