悠久の時を越えて龍神と姫巫女が再会を果たした!
今度こそ貴方のことを決して離しはしない…。
『龍神の最愛婚~捨てられた姫巫女の幸福な嫁入り~』
注目の大型新人がタッグを組んで生まれた痺れるファンタジー・ラブストーリー!
どこまでも切なくて愛おしくて…狂おしい。
儚くて残酷でドラマチックな宮乃みやこ先生のオリジナル書下ろし原作。
そこに極上の美しい人物描写でこの宮乃みやこワールドを描き切る漫画家・アンティーク氏。
もはや細々とした内容説明は不要であります。
とりあえず1話をスマホでもタブレットでもキンドルでもどんな端末でもいいから読んでみて下さい。
37ページのセリフがあなたを本作品の沼へと落とし込みます。
物語の背景は架空の日本。
龍神が存在して浄化の能力をもつ巫女がいる幻想的世界のロマンチックなおとぎ話です。
「このオリジナリティー溢れる素晴らしい物語を文章だけで解説するのはかなり難しい作業だな~」
見どころは圧倒的な画力!
原作:宮之みやこ先生シリーズ第2弾のご紹介です♪
この記事の前にアップした『贄姫の婚姻 』とまったく同日に、電子書籍ストア『コミックシーモア』から先行配信での連載がスタートしたのが、今回紹介する『龍神の最愛婚 』という作品です。
なので…宮之みやこ先生に関する情報はここではあまりお話しません。
もし興味がある方は>>>贄姫の婚姻 の解説・感想ページを読んでくださいね…♪
上の2作品が掲載されているのは『エコー』という一迅社とコミックシーモアの協業レーベルです。
活きがいい作家さんをドンドン世に送り出してきそうなレーベルなので、今後も大いに期待して追いかけていきたいいま一押しのレーベルですね…♪
今回は特に原作の宮之みやこ先生が創造するパラレルワールドな世界観を、
その見事なまでの作画力と表現力でコミックに表現したアンティーク先生の才能に大きな拍手と感謝の気持ちを伝えたい!
「最高です♪」
最初に読んだのは『贄姫の婚姻 』の方だったんですけど、こちらも負けず劣らず非常にドキドキ・ハラハラの展開で、
息つく暇もなく一気に最新話まで課金しちゃいました(笑)
面白い内容な上にこれでもかというくらい綺麗なアンティーク先生の絵柄。
もう”ありがとうございます”としか言いようがない。
『龍神の最愛婚 』の見どころは、アンティーク先生の圧倒的な画力です!
じつに繊細かつ正確で美しい絵のタッチと、宮之みやこ先生が作り上げたファンタジックで切ない恋の物語が見事にシンクロしてますし、
内容も善と悪の立場がハッキリしていて、どの視点で読めばいいのかが分かりやすく、
ラブロマンテックな要素を多分に含んだ勧善懲悪のシンデレラストーリーということになるのかな?
実際のところまだ3話までしか配信されていないので、どこまで恋愛要素の配分が多いかは分かりませんが、
あくまでもサイト主のまるしーは、龍神と姫巫女による甘く切ない恋物語だと思って読んでいます。
物語の冒頭からかなり残酷で切ないシーンが続きますが、そこから先は男女のキュンキュンするファンタジー・ラブな世界が待っていると思ってるんです。
原作者の宮之みやこ先生がTwitterで、LOVE要素が多めだとつぶやかれていたような気がする。
そんなコミックがお好きな人は是非…♪
『龍神の最愛婚 』の立ち読み
↓↓↓こちら↓↓↓
龍神の最愛婚 【ネタバレ解説】美しい絵柄と時を越えた純愛
1話:姫巫女
物語の舞台となる村には、悪いモノを”浄化”する能力を持つ巫女の存在がありました。
その村で代々に渡り巫女を輩出してきた久々宇家(くぐうけ)には双子の姉妹がいる。
その浄化能力は低いものの姫巫女とされて村人たちから崇められている妹の美月(みづき)と、
かなりの浄化能力を持っているが、生まれた際に背中に龍の形をしたアザがあったことで、
両親から忌み嫌われた挙句に家系図からも外され、
その後は妹の影として浄化をすべて受け追っている姉の 結月(ゆずき)です。
もちろんヒロインはそんな悲劇な運命を背負った結月の方です。
日常的に両親からは虐げられ、妹からはこき使われる毎日。
自分が久々宇家の不浄な便利道具として扱われることに身も心も疲れてしまう結月。
唯一家族の中で結月に優しくしてくれる上の兄・蔵之介(くらのすけ)も、
浄化能力が低くて家族内での発言力は弱く頼りにならない(汗)
そんな中、人間の不浄な心を吸い過ぎた龍神が祟り神となって村を襲ってきた。
もちろんその対応をさせられたのは村の姫巫女である美月ではなく結月でした。
この巨大すぎる龍の祟り神はさすがに浄化できない(汗)
結月はここで自分の命が費えることを覚悟しました。
しかし…その瞬間!
2話:龍神の祟り神
結月の浄化パワーで正気に帰った龍神の祟り神は、なんとも美しい青年に変化して、
「ようやく会えた♪」
と…結月をしっかり抱きしめて彼女のことを”私の花嫁”と呟いたのです。
一体何が起きたというのか?
結月はまさにポカーン状態だ。
そんな中、イケメンの龍神様は、すごい怒りの形相で美月のことを睨みつけ、意味不明な恨み言を久々宇家の人間にぶつけたと思ったら、
しっかりと結月を抱きかかえてどこかえ飛び立ってしまったのです(汗)
えっ…!?
久々宇家の人間を含む多くの村人たちもポカーンだ(汗)
このあと…
自分が暮らす屋敷に結月を連れ帰ったイケメンの龍神さまは、自分はこの辺りを守る一番偉い神様だと自己紹介し、
名を蒼玉(そうぎょく)と名乗りました。
彼はなぜか結月のことを良く知っているようで、かつベタ惚れな様子だ。
えっ…?
3話:蒼玉
蒼玉と名乗ったここらで一番偉い神様は、遥か昔から村の平和を守って来た龍神さまでした。
いわゆる神様だ。
人の世が乱れし時代には合戦の影響で山や川が人の血で汚れ、その浄化に忙しく追われた蒼玉は、かなり疲労困憊していました(汗)
このままでは汚れのパワーに飲み込まれて祟り神になってしまう!
その時です。
彼は生まれ変わる前の結月に汚れを浄化してもらって事なきを得たのです。
結月の背中に龍の形をしたアザがあるのはこの出会いに起因しているのです。
姫巫女といわれる心優しきその女性と交流を深める蒼玉。
しかし…
やがて悲しい出来事が二人の関係を引き裂いたのです(汗)
大好きな姫巫女を守れなかった事を悔いて嘆き悲しむ蒼玉。
彼はその時誓いました。
今度再会したときは絶対に守ってみせると…
4話:天と地ほど違う扱い
今回の内容は蒼玉の広くて豪華絢爛な屋敷に招かれた結月が、
蒼玉に仕えるたくさんの”精霊”たちに温かく迎えられ、これまで味わったことのない幸せな時間を過ごす様子が描かれています。
事あるごとに結月の希望を優先しようとしてくれようとする蒼玉の優しい気遣いと思いやりに触れ、
自分も少しでも蒼玉の力になりたいという気持ちが芽生えてくる結月がいました。
さらに…
蒼玉の屋敷で暮らし始めた結月は、何もかも自分が自由に過ごせることにすごく驚いている。
久々宇家の実家では、常に”牢獄”のような離れに閉じ込められ、1人で家の外に出ることも絶対に許されませんでした(汗)
なのに…
今は何もかもが自由。
以前までとは天と地ほど違う扱いに対して、まだまだ心と体がついていかない結月です。
一方その頃…
久々宇家の家族たちは結月がいなくなったことで言い争いが生じていて…
5話:恋の始まり
蒼玉の屋敷での生活は、結月にとってまるで夢のような時間でした。
蒼玉を始めとする誰もが結月に優しく親切に接ってしくれて、自分を心から歓迎してくれていることを肌で感じれるのです。
それに…
結月が蒼玉の身体に溜まった汚れを”浄化”したことで、彼の体調もすこぶる良くなって、屋敷全体に幸せなオーラが充満してる感じだ♪
まだ…結月と蒼玉の関係は、お互いに遠慮し合っていることが多く”ラブラブ”とまではいきませんが、
確実に二人の距離は近づきつつあります。
加えて…蒼玉から詳しい自分の前世からの生い立ちに関する話を聞いた結月は、自分がどれほど蒼玉からずっと長い間求められ続けていたのかを知り、
蒼玉への想いを一層強くしてゆくのです。
とにかく平和で甘酸っぱい”恋の始まり”を思わせる今回の平和エピソードでした♪
6話:帝都デート
蒼玉と二人きりのデートへ出かけることになった結月。
初めて訪れた帝都の街並みには活気が溢れ、すれ違う人々はみんな輝いているように見える。
それはきっと結月自身が穏やかで幸せな気持ちでいるからでしょう。
結月のそんな楽しそうな様子を見て満足そうに微笑む蒼玉。
彼はこの”帝都デート”に際して完全な人間の姿になっており、街行く女性たちの誰もが振り返る超イケメン男子として結月の隣にいるのです。
そのあまりに美しすぎる蒼玉の隣で歩く自分がだんだん恥ずかしくなってきた結月は、彼のイケメンオーラに圧倒されて卑屈な気持ちになってしまうのです(汗)
そんな結月の様子を見た蒼玉は、自分がどれほど結月の事を誰よりも美しいと思っているのかを伝えます。
まぁ~簡単に言えばラブラブモードのシチュエーションです♪
前回に引き続きまだ今回も二人の甘い幸せな時間は続きますが、後半に結月の”天敵”が登場して、そこから一気に不穏なムードへ突入していきます。
そうです…奴の登場です(汗)
7話:美月の災難
こともあろうに蒼玉がいる目の前で結月を連れ去ろうとしたした美月は、
激高した蒼玉からこっぴどく脅されて退散こそしていきますが、本人からはまったく反省した様子がないことが分かる。
この時の手ぬるい蒼玉の対処が後の”災い”に繋がらなければいいのですが、たぶん今回のことで以前より増して美月は結月への憎しみを増大させたはずだ。
さらに…
美月の災難は続きます。
結月を失ったせいで物の怪たちの浄化をずっと怠っていた彼女は、これまたこっぴどく父親からどやされるハメに…(汗)
そこで仕方なく一人で”物の怪”の浄化へと向かった美月でしたが、そこまで手強くないはずな物の怪を浄化しようとするも、彼女の体からはほとんど浄化能力が発動せず、
逆に物の怪から返り討ちに遭ってしまい、憐れな姿で逃げ帰るといった始末で…
8話:黒焔隊
美月から誘拐された姉を捜索して欲しいと頼まれた婚約者の白樺 啓太朗(しらかば けいたろう)は、
普段は帝都の治安を守る黒焔隊(こくえんたい)に所属している、腕利きの隊員・早瀬翔馬(はやせしょうま)を連れてきました。
黒焔隊の任務は”人ならざるもの”を討伐する秘密特殊部隊の組織であり、中でもこの早瀬は、普通の人間には見えないものが見える”魔眼”の持ち主なのです。
そんな彼は美月を一目見ただけで、大した浄化能力を持っていないことを見抜きます。
しかし…
それと美月の姉・つまり結月が誘拐された件とは別問題であり、思わぬ形で蒼玉は厄介な相手を敵に回すこととなってしまうのです(汗)
その同じ頃…
巫女としての責任を放棄して怪を浄化する役目から逃げまくっている美月に代わり、
その悲惨な現状を憂いた結月は、人知れず村人たちを怪の被害から守っていたわけで…
ホントに美月はとんだポンコツ巫女だ(汗)
9話:強大な鳥の怪
蒼玉邸の上空に突如として現れた”強大な鳥の怪”が村を襲い始め、
蒼玉と結月が村人たちを守るために協力してその対処に当たります。
一方…
巨大鳥の怪に襲撃されて逃げ惑う村人たちが、次々に久々宇家へ押し寄せて、村を守ってくれる”姫巫女”の美月に救い求めるのですが、
ものすごく弱い物の怪すら浄化することができない美月が相手にできるはずもなく、
例の如く逃げの一手で自宅に引き籠るわけですが、今回その一部始終を目撃していた婚約者の白樺 啓太郎が、
ついに美月の姫巫女としての能力に疑問を持ち始め…
そろそろ色んな意味で美月が追い込まれてきました。
10話:鳥の神・天露
巨大鳥の怪を追ってきた蒼玉と結月は、
同じくその対処にやってきた黒焔隊の早瀬と出くわし、蒼玉と早瀬がお互いに睨み合う緊迫した空気になるのですが、
とりあえず今起こっている騒動を収束させることが先決だとして、二手に分かれて物の怪への対応をすることになりました。
その後…
大混乱を巻き起こした巨大鳥の怪が、蒼玉とは顔見知りな鳥の神・天露(あまつゆ)であると判明し、
祟り神になりかけていた天露を結月が浄化したことで事なきを得たのです。
ただ…この天露という千里眼を持つ鳥の神さまは、どうやら蒼玉とは”ワケアリ”な関係のようで、
少なからず結月の心を不安にさせるのです…。
11話:結月の証言
蒼玉が結月を”最愛の妻”だと天露に紹介したことで、
なんとか納得した天露は自分の世界に帰って行きました。
その後…結月たちに助けられた村人たちが二人のもとに集まってきて、蒼玉と結月は皆から感謝の言葉をかけられます。
するとそこへ美月の婚約者・啓太郎が二人のもとにやって来ました。
啓太郎は結月から話を聞いた内容が、美月から聞かされたこと全く違うことに大きな動揺を見せ、
なおかつ結月と蒼玉のラブラブっぷりを目の当たりにして、美月を含む久々宇家の者たちに”疑念”を抱くようになるのです。
もし…結月の証言が全て本当のことならば、啓太郎はこれまで美月やその両親から騙されていた事になるわけで・・・
12話:久々宇家の真実
蒼玉と結月から信じられない話を聞いた啓太郎は、二人の言葉が事実なのかどうか、
久々宇家に戻ってその真偽のほどを確かめることにしました。
そのために啓太郎が頼ったのは、久々宇家の長男である蔵之介でした。
啓太郎はの早瀬とともに蔵之介から”久々宇家の真実”を聞かされて愕然とし気持ちになります…(汗)
なんと…啓太郎が恐れていた通り、蔵之介の話は結月が証言した内容とピッタリ一致したのです…(汗)
今まで久々宇家の両親と婚約者の美月から聞いていた話は全くのデタラメだったのだ!
真実が判明した以上、彼が取るべき行動は一つしかない。
13話:兄との再会
蔵之介から久々宇家における結月への酷い扱いを聞いた啓太郎は、
これまで疑問に感じていたことがすべて解消されて真の姫巫女は結月だったことに納得しました。
美月は蔵之介が啓太郎に結月のことを話したこに怒りを滲ませるも、もはや美月がどう言い繕おうと啓太郎の信用を取り戻すことはできないだろう。
その一方で早瀬の能力を頼りに結月が住んでいる場所まで案内してもらった蔵之介と啓太郎は、
ものすごく強い霊力で覆われた蒼玉の屋敷に招かれると、結月は家族で唯一自分に優しくてくれた兄との再会に涙を流して喜びました。
蔵之介もまた久々宇家で暮らしていた頃よりずっと幸せそうな妹の姿に安心したようで、
蒼玉に対して「どうか妹をよろしくお願いいたします」と深く頭を下げて屋敷を後にしたのです…。
14話:大神議り
蔵之介から結月を託された蒼玉でしたが、さっそく厄介な問題に直面することになります。
それは蔵之介たちが帰ったあとに現れた鳥の神・天露が、次に行われる神議りの日程を知らせに来たことが発端でした。
神義とは…八百万の神々が一同に会して政を決める重要なイベントであり、特に今回の神議りは百年に一回行われる大神議りの年で、
約一ヵ月にわたってその会合が行われる重要な政なのですが、天露から大神議りの件を伝えられた蒼玉は、
結月を一人で屋敷に残して自分だけ外出できないとして、欠席の意思を示しましたが、
もし…蒼玉が人間の女性のために大事な大神議りを欠席したとなると、他の神々の不満や怒りの矛先が結月に向けられると天露から指摘されて、
蒼玉はしぶしぶ結月に留守を頼んで大神議りに出席することとなったのですが、
そんな中…不祥事続きの久々宇家では、一連の騒動によってその醜い本性を婚約者の啓太郎に知られてしまった美月は…
15話:蒼玉が不在の広いお屋敷
短くても半月、長ければひと月にもわたる大神議りに出席する蒼玉を笑顔で見送った結月は、
蒼玉がいない間は屋敷の外には出ないと約束したものの、村の人々の平和な暮らしのために何か自分にできることはないかと考え、
以前村の人々に配って感謝された経験のあるお札を作って精霊たちに届けてもらうことにしたのです…。
この日から結月は何日も費やしてたくさんのお札を書いては村人たちへ届けてもらう日々に明け暮れていました。
そういった穏やかで充実した日々を過ごしていた結月の心を時折り寂しくさせるのは、蒼玉が不在の広いお屋敷でした…。
ハクや精霊たちがずっと一緒にいてくれてもどこか心が満たされない気持ち…。
いまや蒼玉は結月にとってかけがえのない存在になっていたことに改めて気づかされるのです…。
一方…啓太郎から婚約を破談にされて散々な状況の美月は、そんな怒りと憎しみの矛先を結月に向けて動き出し…
16話:美月の策略
美月は結月をおびき出すために、兄の蔵之介を罠にかけて瀕死の重傷を負わせ、
その後、結月が普段から護符を配り歩いている村を訪れて村人たちに蔵之介が危篤状態にあると触れ回りました。
時を置かずこの情報を精霊たちが耳にしてすぐさま結月に報告します。
そこからまずは村の様子を探るために単独でハクが現地へ向かい、蔵之介が重傷である事実を確認しました。
ハクから最愛の兄が命の危機に瀕していると報告を受けた結月は、血相を変えて気持ちを取り乱し、
蒼玉邸から離れることが危険だとわかっていながらも、結月は兄のもとへ向かう決意を固め、久々宇家の屋敷へ向かいます。
蒼玉に結月を守るよう頼まれていたハクも、兄の危機を前にしては結月を引き止めることができませんでした。
こうして美月の策略にまんまと誘き出されてしまった結月。この先、彼女にどのような運命が待ち受けているのでしょうか…。
17話:怒りがMAXに達した蒼玉
美月が結月の顔に煮えたぎる油をかけようとしたその時、蒼玉がその場に現れ、結月を救い出します。
すると助けられた結月とは反対に、その煮油は美月自身の顔に浴びせられました…。
ハクから知らせを聞いた蒼玉は、かつてないほどの激しい怒りを抱えながら久々宇家にすっ飛んできたのです。
その怒りは凄まじく、たとえ相手が結月の家族であっても許しはしない、という恐ろしいまでの激怒りオーラを放っています。
しかし、結月の愚かな父親は、龍神である蒼玉の力を甘く考えているのか、彼に対して火矢を放つ攻撃を仕掛けるという無謀な行動に出ます。
これにより、とうとう怒りがMAXに達した蒼玉は、腕の中にいる結月をハクに託し、自らは巨大な龍の姿へと変貌。
その後、久々宇家の屋敷を容赦なく炎で木っ端みじんに焼き払ってしまいました。
たかが人間の攻撃など、龍神に通じるはずもなく、久々宇家の人々は恐怖のあまり情けない悲鳴を上げ、ただ逃げ惑うしかありません。
結果、屋敷は完全に焼失し、結月の父親をはじめ、久々宇家に仕えていた者たち全員がその場から追い出され、全焼した屋敷の残骸を後にするしかなかったのです。
その後、蒼玉は結月の兄・蔵之介を連れて、結月と共に龍神屋敷へと戻ってきました。
そして二人は、改めてお互いの気持ちを確かめ合い、ついにその想いを一つにして…
18話:ひとまずの終息
今回のお話は、宿命と新たな始まりが織り成す龍神屋敷で幕を開けます。
瀕死の蔵之介が、蒼玉の霊力が満ちた屋敷での療養生活により見事に回復し、彼を救った結月と蒼玉に深く感謝の言葉を伝えます。
続けて彼は、終焉を迎えた久々宇家を再び間違った方向へ進まぬよう管理しながら、両親や美月をはじめとする一族の行く末を見守っていくことを二人に約束しました。
こうして、長きにわたる久々宇家との争いはひとまずの終息を迎えたのです。
屋敷では平和な空気が戻り、蒼玉と結月が正式に夫婦となる「婚礼の儀」の準備が進められていきます。
だが、そんな祝福ムードの中、蒼玉に想いを寄せる天露が現れ、大神議りから無断で抜け出した蒼玉に対し、不満をぶつけます。
彼女の態度から、蒼玉のことをまだ諦めていないことがうかがえます…。
これは厄介だ…(汗)
一方、悲惨な結末を迎えた久々宇家の一族は、失意と屈辱に苛まれながら近くの寺に身を寄せていました。
かつての栄光を失い、責任の押し付け合いに終始する愚かな両親。
特に大きなダメージを受けた美月は、焼けただれた顔に絶望しながら、結月と蒼玉に対する“憎悪の炎”を燃え上がらせています。
そして、そんな美月の前に再び姿を現した影の正体とは…?
『龍神の最愛婚 』の試し読み♪
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感想まとめ
この物語の主人公といえるのは、龍神の蒼玉と姫巫女の結月ですが、『龍神の最愛婚』という意味を正確にとらえると、蒼玉視点で描かれている物語なんだと思う。
だから主人公は蒼玉だ。
そして作品のカテゴリーは少女漫画で、それも良質な少女マンガです。
とにかく絵がメチャメチャ綺麗で、特に蒼玉のイケメンっぷりには見ているだけで癒されます♪
やっぱり漫画という読み物において、絵が上手いというのは圧倒的な説得力と正義が存在します。
アンティーク先生の凄まじき画力によって、シナリオの面白さが何倍にも膨れ上がっている思う。
漫画家にとって絵の上手さは何物にも代えがたい武器ですね。
特に本作のようなファンタジックで仮想世界を表現するにはかなりの作画力を必要とするだろうし、
現実の世界に存在しない出来事や現象を絵で表現しなければいけないわけです。
まちがいなくアンティーク先生はそれを全て正確に絵にしている。
素晴らしい才能です。
物語の中で起きている不思議な出来事がまったく違和感なく頭に入ってくるのはそういうことだ。
『龍神の最愛婚』におけるテーマは、蒼玉と結月のラブストーリーと、結月と美月による骨肉の争いの2本柱で構成されているような気がするのですが、
果たしてこれからどちらの要素が多めでストーリーが進んでゆくのか?
幼い頃からずっと浄化の仕事を結月に押し付けていた美月ですが、果たしてこれから結月に匹敵する能力を自分で身につけていくのかな?
姫巫女としての努力や修行を一切積んでこなかった美月にとっては、蒼玉に結月を奪われるのは不測の事態です。
蒼玉と結月が見惚れてしまうほど美男美女カップルなので、
今後の二人の癒されるイチャイチャっぷりを楽しみに期待しましょう♪
この記事を書いている段階ではやっと龍神たる蒼玉がどんな存在なのか?
姫巫女と呼ばれる美月や結月がどんな使命を背負っている姉妹だったのか?
それが詳しく説明された序章のような内容でしたので、次の4話からいよいよ本格的な物語のスタートということになると思います。
まず1話を読んでドンドン引き込まれる内容に魅了され、最新話の3話まで読んだら次が待ち遠しくてしょうがなくなる。
これを人は”沼落ち”と呼ぶのだろう。
そう…まるしーは完全にこの『龍神の最愛婚』に沼落ちしている…(笑)
ちなみに『贄姫の婚姻 』にもこの数時間前に沼落ちしており、
結局のところ…
宮之みやこという作家に沼落ちしてしまっているまるしーでございます…。
今後は宮之みやこ先生関連の課金が増えてゆくことは間違いないだろう。
それも漫画オタクとしての宿命だ…。
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