著者:大口みなと/ 愛栖来鈴
『うちの夫、やばくないですか?』
4話の解説と感想です♪
二人目のヤバい夫と対峙するのは時短勤務で仕事をしながら家事と子育に大忙しな毎日を奮闘中の真帆です。
結婚前に同じ職場で働いていた元上司の夫は真帆にとって尊敬と憧れの存在であり、
夫婦になってからも夫をリスペクトしてる気持ちは変わることなく、
家庭の中でも当時の上司と部下の関係がそのまま継続されている状態で、夫からの家庭を切り盛りする妻としての高い要求に応えるべく、
家事・育児に関することで夫からガン詰めされながらもなんとか日々の”トリプルワーク”をこなす真帆がいました。
前回に崩壊した美咲の夫婦関係もかなりヤバかったですが、真帆の家庭はちょっと違う次元でかなり特殊でヤバそうな夫婦関係がプンプン匂ってきます…
「大体において小難しい言葉や横文字を使って会話する人物に有能な人間がいないのが世の常だ…!」
3話の解説と感想はコチラです♪
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もくじ
うちの夫やばくないですか?【4話の解説と感想】夫は尊敬する元上司!
4話のあらすじ解説
夫は尊敬する元上司
美咲の次にヤバい夫と対峙することになるだろう人物は真帆です。
今は時短勤務のお勤めとまだ幼い腕白盛りの息子・幸之助の子育てと家事の”トリプルワーク”に追われて大忙しの毎日を送っている真帆は、
職場結婚で一緒になった大手企業に勤める夫の剛とは独特な関係性で成り立っている変わった夫婦なのです。
それはどんな夫婦関係なのか…?
簡単に言うと家の中が厳しい職場みたいになっているのだ…。
もともとは同じ会社で直属の上司と部下だった真帆と剛の関係性が、結婚後の家庭内においてもその主従関係が続いてしまっている。
真帆にとっては結婚して妻になったあとも夫は尊敬する元上司という意識でいるから、
家庭内には職場さながらに小難しいビジネス用語が飛び交い、家事や子育てに関して夫から毎晩のごとく”ガン詰め”されている真帆がいるのです。
その光景は傍からみると普通にモラハラ夫が圧力で妻を支配しているようにしか見えないのですが、
真帆 的には自分がそれほど夫から虐げられている認識はまったくないのが現状だ。
そこにはこの夫婦特有の事情があるのです…。
惚れた弱み
一体なぜ真帆は剛からの理不尽な要求を素直に応じたり、横暴な振る舞いをされてもそれほど不満に思わないのか…?
それは独身時代に剛の部下として働いた時期のイメージが今も色濃く残っていからです。
真帆は大学時代に起業して立派に業績をあげる会社にするほどビジネススキルに優れた女性です。
そんな真帆が一度社会人経験をしてみようと就職した会社の上司が剛だったわけで、その時の彼がすごく有能に見えたのです。
真帆の中で剛に対する尊敬と憧れの想いが愛に進展して結婚に至った経緯があり、その剛への気持ちはいまもまったくブレることはない。
なぜ…一人でトリプルワークをこなしているほど日々の生活に忙殺されている真帆が剛のやりたい放題な態度に文句ひとつ言わず従っているのか…?
「簡単に言うと惚れた弱みです」
まぁそういうことだ…。
夫への愛とリスペクトがあるからなんとか剛の期待に応えようと健気に頑張っているのです。
すごく真帆が不憫に思えてしょうがないですが、本人はそれで満足しているからしょうがない。
そんなある日のことでした。
ついに真帆の夫を信頼し尊敬する気持ちが揺らいでしまうちょっとした事件が起こってしまうのです。
それは真帆が不在通知の届いていた荷物を宅配センターへ受け取りに行った際のことでした。
本人確認のために提示しようとした免許証がない!
いつも財布に入れているのに…。
{えっ…どこで無くした…!?}
ここから真帆の剛に対して胸がザワザワする出来事が発生しちゃうのです…。
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4話の感想まとめ
普通に見ていてメチャクチャ笑えて面白いじゃないですか…真帆の旦那の剛くんは…♪
どう見ても彼は仕事ができる有能なタイプには見えないんだけど、真帆が彼の部下として仕事をしていた時はデキる男だったのだろうか…?
これは想像だけどただ単に真帆が有能な部下だったから剛のスキルに下駄をはかせただけじゃないのでしょうか…?
剛を見てたらそんな気がする。
大手企業に勤めているという事はそこそこ良い大学を出ているんだろうけど、上司からかかって来た電話に対応している剛を見ていると、どうみても使えない部下にしか思えない!
たぶん真帆は自分でも言ってることだけど「惚れた弱み」で目が曇ってしまっているんだと思う。
「もうそろそろ気づいてもいい頃だ」
あんな難しいビジネス用語を並べ立てて妻をガン詰めするような夫が有能なわけがないし尊敬に値しない人物です。
ビジネススキルにはものすごく秀でた才能を持っている真帆なのに夫がポンコツであることにはに気づかない鈍感さはちょっとヤバいな…(汗)
大学時代に起業して今もなお成長中の会社を作ったほどビジネスポテンシャルの高い真帆ですから、
免許証紛失事件をきっかけに夫への不信感を抱き出して今まで閉じていた片方の目を開けて冷静に観察するはずです。
これまでは惚れた弱みでたぶん”片目”でしか夫を見ていなかったのでしょう。
両目できちんと剛を観察すればきっとこれまでワザと見ないようにしてきた何かが見えてくるはずだ。
逆に剛の方はこれまでなんとか昔の上司と部下という関係性を利用して自分より遥かに有能な妻を洗脳して支配している気でいるが、
「明らかにボロが出始めている…。」
サイト主でベテラン主婦のまるしーが予想するところでは、恐らく意識高い系を気取る剛くんは浮気をしていて、
その女性に貢ぐ自由になるお金が底をついたことで、家計のお金にまで手を付けはじめたという段階ではと考えています。
真帆と剛の家庭では家族の生活費を決まった銀行口座に毎月振り込む夫婦間のルールになっているみたいだけど、
いつもの額より10万円少ないと真帆が剛に訴えた際に剛がとったリアクションは完全になにか後ろめたいことがある人間の態度でした。
「スキームを作れ!」ってなんだよ…?
スキームって一般的に計画とか枠組みの意味を指す言葉ですが、生活費が10万足らない計画を作れってどういう理屈だ…?
無茶苦茶な剛の言い分なのに有能すぎる真帆が家計のやりくりもビジネスライクに取り組むもんだから、
「問題の本質を見失ってしまっているのです!」
生活費がいつもより10万円足らないことの不自然さ。
- 出張費を立て替えている…?
- 今までそんなことがあったのか…?
- そもそも青筋立てて怒ることなのか…?
冷静に考えると剛の言っていることややっていることが怪しすぎて不自然極まりないんだけど、
当事者であり、夫を有能なビジネスマンと思い込んでいる真帆にはそこが見えていない。
この4話の後半で真帆が免許証を失くして発見されるまでの一連の流れは、まさに剛が良からぬことに真帆の免許証を使っている証拠のようなもんだ。
「一刻も早く目覚めよ…真帆」
あなたが4話の最終ページで感じたそのザワザワとした直感は正しい!
さぁ…まずは親友の二人に相談からはじめよう…。
>>>『うちの夫、やばくないですか?』5話の解説と感想はこちら♪
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美咲の高校時代からの同級生。既婚者で実はやり手
真帆の夫。大手企業に勤めていて元は真帆の上司。
真帆と剛の息子。まだ幼い。
真帆の親友。つい最近離婚した。
真帆の親友。既婚者