著者: 小椋あん
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』
最初はコミカルなムードで幕を開けるこの物語は、
1話の後半でそんなお茶らけムードはどこへやらで、
それからはもう緊迫した国と国のせめぎ合いの様相です。
その先にヒロインがイケメン王子に”溺愛”される未来が透けて見えてくるのです♪
いま…【COMIC ROOM】創刊で最初の連載作品がメチャ熱いです!
昨今の『令嬢シリーズ』過剰供給により、敬遠気味だった令嬢モノなのですが、
オリジナルのストーリーにしてこのグレードは認めざる負えない。
正直…「令嬢モノはもういいよ!」とほざいていたサイト主のまるしーですが、
この作品には見事にハメられてしまいました♪
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の見どころ
サイト主のまるしーがいつもお世話になっている電子書籍サイト『コミックシーモア』さんがついにやってくれました♪
なんと…
2022年4月16日に双葉社×(株)COMIC ROOMとの3社による協業レーベルで「COMIC ROOM」を創刊されたのです。
最近は各電子書籍サイトが大手出版社との共同でオリジナルのレーベルを立ち上げる風潮が目立ってきましたが、
その例に漏れずコミックシーモアさんもついにオリジナル市場へ本格的に参戦でございます。
「ホント今は空前のコミックブームですね♪」
コミック好きには実にありがたい大風が吹いております。
そして…
記念すべきその「COMIC ROOMプロジェクト」最初の連載マンガの一つになったのが今回紹介する、
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』なのです。
初回のリリースでは全部で4作品が連載をスタートしたわけですが、
本作以外の3作品はタイトルを見ただけでも面白そうな作品ばかりで、
正直言って、まさか今自分がこの『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の解説記事を書くことになるとは思ってもいませんでした。
なぜならば、ここ最近の『令嬢シリーズ』ブームで、まるしーは腐るほど令嬢モノを読んできて、
さすがにもうお腹いっぱいな状態だったからです(汗)
なので…今回も本作だけはハマることはないだろうな~と思っていたら…
「えっ!?なんだこれっ?」
「メチャメチャ面白いではないか!」
と…一番ハマらないと思っていた作品にどハマりしてしまったわけです(笑)
本当にびっくりしました。
まさかこのまるしーが飽き飽きしていた令嬢モノにここまで楽しませてもらえるなんて…
そこで…
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の見どころをお伝えすると、
やっぱり圧倒的に面白い著者・小椋あん先生のオリジナルなシナリオです。
数多リリースされている『令嬢モノ』に多い原作小説をコミカライズしたものではない、
マンガで表現するために作られたストーリーとそのキャラクターたち。
「やっぱりイイです♪」
精悍なヒロインの行動や活躍をどこか日本の面白い戦国大河ドラマを見ているような気持になりました。
「私が大好きなTVドラマの良さが多分に溢れています(笑)」
合戦あり、愛憎劇あり、甘いラブロマンスありな異世界ラブファンタジー。
ましてや原作小説がないオリジナルのストーリーなので誰もこの作品の結末を知らない。
「なんと素晴らしい♪」
さて…
これまでの説明でなんとなくまるしーの伝えたい作品のニュアンスが伝わったでしょうか?
「まだ全然だよ~!」
という不満気味なユーザー様には、これからまるしーが少しだけ本編の内容を解説させていただきます。
もちろん物語の肝心な部分はちゃんと割愛させていただきますので、
興味を持たれた方はぜひ本編現物を課金して読んでみてくださいね。
まるしーがどうしてここまで絶賛しているのかが少しでも理解していただけると思いますよ~
「ホント…面白いですから♪」
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の立ち読み♪
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売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される【ネタバレ解説】過酷な運命を背負わされたヒロインの活劇!
1話 | 2話 | 3話 | 4話 | 5話 |
6話 | 7話 | 8話 | 9話 | 10話 |
11話 | 12話 | 13話 | 14話 | 15話 |
16話 | 17話 | 18話 | 19話 | 20話 |
21話 | 22話 | 23話 | 24話 | 25話 |
26話 | 27話 | 28話 | 29話 | 30話 |
31話 | 32話 | 33話 | 34話 | 35話 |
36話 | 37話 | 38話 | 39話 | 40話 |
41話 | 42話 | 43話 | 44話 | 45話 |
46話 | 47話 | 48話 | 49話 | 50話 |
51話 | 52話 | 53話 | 54話 | 55話 |
56話 | 57話 | 58話 | 59話 | 60話 |
61話 | 62話 | 63話 | 64話 | 65話 |
66話 | 67話 | 68話 | 69話 | 70話 |
71話 | 72話 | 73話 | 74話 | 75話 |
76話 | 77話 | 78話 | 79話 | 80話 |
81話 | 82話 | 83話 | 84話 | 85話 |
86話 | 87話 | 88話 | 89話 | 90話 |
91話 | 92話 | 93話 | 94話 | 95話 |
1話:人質
主人公の伯爵令嬢・アンナ・ハルミッヒ(16歳)には、他に3人の兄妹がいます。
歴戦の勇者である父・イザークの後継者となる兄・アロイスと、姉のローズに13歳の妹・マリーだ。
特にハルミッヒ家の娘は帝都一の淑女と名高い母親・イザベラの血を引いて、
いかにも貴族らしい上品なイメージを周囲に与えていました。
だが…実は次女のアンナだけは、勇者である父親の血を色濃く受け継いだようで、
淑女とは程遠い戦闘好きなお転婆娘に成長していたのです。
あと…予備情報として、
彼女にはレイヴンという幼い頃からアンナに剣の手ほどきをしてくれた仲の良いイケメン執事がいる。
そして…二人の絆は深い。
そんなある日の事、ハルミッヒ家は隣国に攻め入られて、
悲しいかなこの戦争で父親が戦死し、長男のアロイスは”人質”に捉えられてしまうのです。
残った国の閣僚とイザークの妻であるイザベラがその対応策を練った末に、
なんと…次女のアンナを”人質”として敵国に差し出すこととなった・・・
2話:父親の敵
実の母親から敵国の人質になるよう頼まれたアンナは、
そのことで怯えるどころか、勇敢にも敵国将軍の首を取ると怒りの雄たけびを上げるのですが、
長男ラブな母親にこっぴどく叱られちゃいます(汗)
なぜなら長男が人質になっているからである。
仕方なく反省した態度を見せたアンナはその燃え滾る復讐心を一旦心の奥にしまい込み、
頼れる執事レイブヴンと共に敵国の辺境領地を治めているファラー将軍の城へ向かった。
アンナを迎え入れたファラー将軍はあからさまに下心丸だしな表情を浮かべて、
アンナの顔と胸元を舐めまわすようにじっくりと眺めたあと、
「早速参りましょう…我が部屋へ」
と…アンナをいざなった。
この時、まじかに父親の敵を見たアンナは、
目の前の男に必ず復讐を果たすことを誓いました・・・
3話:今こそ復讐の時!
敵将のファラー将軍は部屋に入ってもなかなかアンナに手を出そうとはしない。
優雅にワインを楽しんでいるようすだ。
しかし…それからしばらくして彼のそんな行動の真意が明らかとなる。
そう…彼は自分が倒した敵将の娘をいたぶって犯すまでの時間をじっくりと楽しんでいたのです。
そこでまず彼は言葉でアンナに屈辱を与えました。
だが…まったく怒りや悲しみの感情を表さないで涼しい表情のアンナに業を煮やし、
ついにアンナをベットに押し倒して凌辱しようとしました(汗)
ニヤリ!
あらかじめこの瞬間を待っていたアンナは、
今こそ復讐の時!とばかりに
懐に隠し持っていた暗器でファラー将軍の首元を突き刺そうと腕を振り上げた・・・
4話:ケネス王子
「ケネス王子!」
アンナのファラー将軍暗殺計画そのケネス王子という若いイケメンなアルビオン国の王大子によって阻止された。
突然ケネス王子が現れたことでアンナよりもファラー将軍がビビりまくっている。
さらに…目の前にいる男が敵国の王子だと知って、次の攻撃を仕掛けたアンナに対し、
なんなくそれを防いだケネス王子は、逆にアンナのことを面白がり、
なんと…
アンナをアルビオン国の”王太子妃”として迎えると言い出したのです(汗)
えっ!?
5話:アンナの出した条件
ケネス王子からアルビオン国の王太子妃にしてやると言われたアンナは、
始めこそ偉そうなケネスの物言いに反発していたものの、
すぐに頭を切り替えて逆にケネスに対してある取引を仕掛けてゆくのです。
さて…
敵国の王太子にアンナが出した条件とは一体?
絶体絶命の立場に追い込まれたアンナが繰り出した一発逆転の切り替えし!
「なかなか痺れる展開でしたよ♪」
今回も緊迫したシーンの連続でしたが、5話の後半では、少しばかりの笑顔と安心が待っていました。
6話:無言の二人
お互いの利害が一致して婚約を決めたアンナとケネス王子は、
アルビオンの王都へ向かう馬車の中にいた。
ただ…ついさっきまで白熱したたやり取りを繰り広げていたアンナとケネス王子ですが、
なぜか馬車の中ではずっと無言の二人でした(汗)
ここでも心理戦はまだ続いているのか?
そんな中、たった一人で敵国の中枢へ向かうアンナにありがたい援軍現れる!
なんと…
それはケネス王子の粋な計らいで用意されたアンナにとって涙が出るほどありがたいものでした。
さて…アンナが大喜びしたケネス王子の気遣いにとは…?
7話:ケネスのアンナ弄り
ケネス王子は時にアンナに対して紳士的な態度をとったり、
そうかと思っていたら、ふいにレイヴンや侍女たち「首を刎ねてやる」とか脅してきたりして、
極悪人な一面を見せてきます。
どっちが本当のケネスなのか、イマイチ彼の素顔が見えてこない。
そんな中、ケネスのアンナ弄りがより激しさを増してゆき、
アンナは本当にケネスと婚約して良かったのかと大きな不安を感じてしまう。
というかかなりビビってます(汗)
詳しくはここから↓↓↓
8話:新婚初夜
お互いの口約束だけではあるものの、ケネス王子の妻となる意思を表明したアンナは、
アルビオンの王都へ向かう途中の宿場で、ケネスとの”新婚初夜”を迎えることとなりました。
もちろん男性と一夜を過ごすことも、これまでまともな恋愛経験すらないアンナは動揺しっぱなしだ(汗)
しかも…これから自分の体を捧げようとする男性が敵なのか味方なのかも分からない段階で、
アンナの気持ちはドンドンと煮詰まって行ってしまいます。
そんな中…いよいよ二人のちぐはぐな夜がスタートしてゆくのですが・・・
詳しくはここから↓↓↓
9話:とろけるようなキス
新婚初夜、ジタバタと動揺するアンナにケネスがとろけるようなキスをお見舞いする!
これまでの雰囲気とはちがうケネスの情熱的なキスに思わずウットリしてしまったアンナ。
「これはピーンチ!」
でも意外にあっさりと落ちてしまったアンナに対してケネスはまたまた意外な行動に出ます。
今にも吐息を漏らしそうになって体を震わせているアンナに向かって、
このドS王太子が言ったセリフとは…?
今回、ケネス王子がアンナに対して求める役割の一端が発表されます。
詳しくはここから↓↓↓
10話:バリスでの生活
アルビオン王国の中央都市・バリスでの生活が始まったアンナは、
その何不自由ない優雅な暮らしに大満足なご様子だ。
到着するまではどんな過酷な日常が待っているのかと心配していたアンナでしたが、
いざアルビオンでの生活が始まってみると、自国にいる時よりもぐーたらな毎日を送っていた。
ただ…彼女の楽勝ムードもここまでだ(汗)
ある日、アンナのもとを訪ねてきた人物の発言をきっかけに事態は一変するのです!
詳しくはここから↓↓↓
11話:ケネスの真意
ケネスの妹・メリーヌからアルビオン王国の悲惨な現状を聞かされたアンナは、
そこで初めて自分に求婚してきたケネスの真意を知ることとなりました。
ある貴族に乗っ取られかけている祖国を自ら取り戻すため!
それがアンナを婚約者にしたケネスの真意でした。
いまアルビン王国で何が起こっているのか?
そして…アンナがケネスに求められている重要な役割とは?
色々と込み入った話になってきましたよ~♪
詳しくはここから↓↓↓
12話:ガブリエル学園長
アンナがついにセントウル淑女学園の門をくぐりました。
そこで強烈なキャラをしたガブリエル学園長と初対面の挨拶をかわす。
アンナを見て「ノーエレガンス!」を連発する学園長の迫力に思わず背筋が伸びる(汗)
彼女は敵国にある淑女学校に入学したのだ。
そのアウェーな立場であることを忠告してアンナに緊張感とやる気を奮い立たせようとする学園長だったが…
さて…このいかにもキャラが濃いめな学園長はアンナの敵か味方か…?
詳しくはここから↓↓↓
13話:イジメの現場
淑女学園への転入初日にイジメの現場を目撃したアンナ。
これはまさに「ノーエレガンス!」な光景であるとして、勇ましくイジメラレッ子の救出へ向かいます。
なんたってアンナは歴戦の勇者・イザークの娘でございます。
争いごとなら一番の得意分野なのだ♪
その気性の荒さはアルビン王国の王太子を殺そうとしたほどの女傑だ。
さて…
「そこで一体どんなやり取りが繰り広げられたのか?」
アンナは無事にイジメラレッ子を助けることができたのか?
詳しくはここから↓↓↓
14話:イーリス=エクリプス
ついにアンナはケネスの婚約者・イーリス=エクリプスとの初対面を迎えた。
明らかにラスボスのオーラを放ったイーリスは、初対面でアンナにとんでもない挨拶をして来たのです。
それは…
アルビン王国を乗っ取するエクリプス家の人間として、アンナには手痛い歓迎の儀式でした。
「一体何があったのか…?」
15話:1人目の友達
いよいよ本格的な学園生活がスタートしたアンナ。
だけど…転入初日の朝にイーリスとの激しいバトルで悪目立ちしてしまった彼女は、
他の生徒たちから腫れモノ扱いを受けてしまうのです(汗)
そんな中、アンナに声をかけてくれたのがクレアでした。
今回はアンナに1人目の友達ができるお話です♪
16話:クレアの意外な正体
アンナは放課後にイーリスをわざわざ馬車で迎えに来たケネスを目の当たりにして、
今、彼が置かれている現状を改めて認識させられます。
さらに…転入初日にして親しい友人関係になったイジメられっ子・クレアの意外な正体を知ることになりました。
彼女はやはりただの気の弱い女生徒ではなかったのです(汗)
17話:クレアのカミングアウト
ついにクレアの正体が明らかになりました。
ただ…クレアのカミングアウトした内容は、アンナを驚かせはしたけれど、
決して彼女を不快にさせたり、悲しませるものではありませんでした。
しかも…
クレアの口からケネスとの意外な関係性を聞いて、
アンナはよりクレアへの仲間意識を強くしたのです。
さて…素顔のクレアとは一体どんな人物だったのでしょう♪
18話:ケネス王子の正体
アンナの覚悟を知ったクレアは、
ついにケネスがこれからどんな方向へアルビン王国を導こうとしているのかを明かしました。
すると驚くべき彼の未来構想を聞いたアンナは、衝撃と驚きで思わず言葉を失います(汗)
今までなにかと反発心を持って接してきたケネス王子の正体を知ったアンナの反応は?
19話:ケネスの本懐
ついにクレアの口からケネスのやろうとしていることを聞いたアンナ。
今まで全く知らなかったケネスの本懐を知った瞬間。
なぜかアンナはクレアの前で大笑いしました。
{なにがそんなに可笑しいの?}
クレアがアンナのリアクションにドン引き…(汗)
アンナからすればケネスこれから成し遂げようとしている貴族制度の撤廃の考えが真っ当すぎて…。
彼女が大笑いしたその真意とは?
20話:真剣勝負
なんと…アンナとケネスがお互いに剣を持って真剣勝負をすることに!
吹っかけたのはアンナのほうだ。
「私は自分より弱い男の妻になるつもりわないわ!」
なんともアンナらしい理屈でケネスに勝負を挑んだわけですが、
受けて立ったケネスは、アンナの恐ろしいまでの強さに度肝を抜かれてしまう…(汗)
大丈夫なのか…ケネス?
21話:アンナからのキス
激しい闘いの末に辛くもアンナとの勝負に勝ったケネスは、
今の自分の立場とイーリスとの関係について詳しくアンナに説明した上で、
あくまでも自分はアンナと結婚するつもりだと断言して、
彼女との真剣勝負に勝った見返りとしてアンナからのキスを要求しました。
するとアンナは仕方なく自分からケネスにキスをするのですが・・・
22話:俺に惚れろ
アンナにキスを要求したケネスが、次にマジ告白をしてアンナをビックリさせる!
俺はお前に惚れているから、
「お前は俺に惚れろ!」
なんとも乱暴で上から目線なケネスによる愛の告白ですが、
彼は彼なりにしっかりとアンナの魅力を理解したうえで発言したセリフのようで、
そんなケネスの告白にアンナの答えは…?
23話:4人のイケメン護衛隊
本気の勝負をしてお互いを認めったアンナとケネス。
その後、ケネスは自身がひと月ほどアルビンを離れるに当たった、
4人のイケメン護衛隊をアンナにつけることにしました。
イーリスの父親・テオ=エクリプスがアンナになんらかの嫌がらせをしてくるかもしれないからだ(汗)
派手な登場でアンナが通うセントウル淑女学園に現れたイケメンの王宮騎兵とはどんな騎士たちなのか…?
24話:ちょっとしたパニック状態
突然ケネス直属のイケメン騎士がアンナの護衛として学園に現れたことで、
学園内はちょっとしたパニック状態です(汗)
しかもその護衛たちがアンナのためにやって来たことだと知って、
大きくプライドを傷つけられたイーリスは激怒り状態だ!
これにはさすがのアンナも動揺を隠せない様子で、一体ケネスの真意はどこにあるのか?
25話:ケネス王子の母親
今回はしばらく城を離れることになったケネスが実の母親の邸宅を訪ねるエピソードが描かれますが、
なんと…現在、ケネス王子の母親は心神耗弱状態にあったのです(汗)
自分のことを息子だと認識していない母親に優しく語り掛けるケネスの姿にはグッとくるものがありました。
それに彼の母親をそういう悲惨な状況に追いやった犯人も登場してきます。
もちろんケネスの最も憎むべきあの人物です!
26話:24時間体制の警護
ケネス王子の指示によりイケメン騎士4人から24時間体制の警護がつけられたアンナ。
これで彼女の身の安全はひとまず確保されたわけですが、
何をするにも4人の騎士たちがずっとアンナに張り付いているので本人としては窮屈でしょうがない。
そこでアンナは気晴らしにクレアを誘って人で賑わう”マーケット市”に繰り出すのですが・・・
もちろんその際も4人のイケメン騎士は一緒です♪
27話:自分の愚かさ
マーケット市の広場で多くの平民にアンナが乗る馬車を取り囲まれてしまいました。
今にも暴動が起きそうな緊迫した空気が漂う中、
隊長のカルバンが馬上から平民とのにらみ合いを続けていた。
状況は非常に危険だ(汗)
その光景を馬車の中から見ているアンナは自分の愚かさを深く悔やんでいました。
「私が観光なんて言い出さなかったら…」
28話:決死の覚悟
今にも襲いかかって来そうな多くの平民たちの前に一人で立ったアンナは、
決死の覚悟で演説をぶちました。
敵国の令嬢である自分がなぜアルビオン国に来たのか?
ケネス王子が国民をどのように思っているのか?
その偽らざる思いのたけをしっかりとした口調と表情で目の前の聴衆に語ったのです。
すると…これまでアンナに憎しみの表情を浮かべていた人々は・・・
29話:招待状
エクリプスからアンナに屋敷への招待状が届いた。
ケネスの妹・メリーヌは危険を承知でエクリプスと会うことにしたアンナを心配して付き添うことにした。
2人をうやうやしく迎えたエクリプスはメリーヌの存在が邪魔だったようで、
彼はすぐさま三女のイーリスを部屋に呼んでメリーヌの相手をさせることにしました。
これでやっとアンナとサシで話をすることができたエクリプスは・・・
30話:腹を探り合うやり取り
エクリプスとアンナの間で交わされた初めての会話はすごく緊張感に満ちたひと時でした。
お互いの腹を探り合うやり取りは見てるだけでもドキドキします(汗)
そんな中、エクリプスの老獪な誘導尋問のような質問にそつのない答えを返してゆくアンナ。
だが…やはり二人の知識と経験の差は大きく、アンナは防戦一方である。
次第にエクリプスのペースに乗せられていったアンナは、
思ってもいなかったことを彼から提案させて大きく動揺の色を見せます・・・
31話:エクリプスの弱点
アンナの前で堂々とあからさまな王家批判をした挙句に、
実質上いまの国家を支えているのはエクリプス家であると言い切ったエクリプスは、
アンナにケネス王子の所有物でいることをやめて長男・レオンの妻となることを提案するのです。
そんな傲慢すぎる彼の態度を目の当たりにしたアンナは、
その傲慢な態度こそがエクリプスの弱点かもしれないと考えるのですが・・・
32話:アンナとメリーヌ
エクリプス邸から自宅に戻ってきたアンナとメリーヌが今後について話し合っています。
どうしてエクリプスはアンナにあれほど傲慢な態度を見せてきたのか?
そんなアンナの疑問にメリーヌは自分の父親が彼の娘に洗脳されていて、
エクリプスは国王にでもなった気でいるからだろうと答えます。
冷静に今の状況を分析するアンナの姿を見て頼もしく思うメリーヌがいました。
なんだか二人の絆がまた一歩深まった感じです。
33話:アンナの戦上手
エクリプスとの初対面では見事に力の差を見せつけられて劣勢に甘んじたアンナでしたが、
あのエクリプスをして「人の上に立つ才覚を持つ女性だ!」と言わしめたアンナは、
このあと、対イーリスとのやり取りにおいてアンナの戦上手な一面を見せつけました。
これは実に見事な振る舞いだった。
さて…
二人の間に一体どんなことが事件が起こったのでしょう…?
34話:エレナ
アンナから屈辱の一撃を食らったイーリスはその怒りを取り巻きのエレナにぶつけました。
エレナはこれまでイーリスの横にピッタリと寄り添っていた下部のような存在だったが、
今回の一件でイーリスの怒りを買ってしまい取り巻きから排除されてしまうのです(汗)
イーリスから見放されたということはエレナに学園での居場所がなくなったも同然であり・・・
35話:二つの解決策
イーリスから排除されたエレナを自分の仲間に加えようとするアンナでしたが、
エレナは自分の父親と主従関係でもあるエクリプス家に気を使ってイーリスの取り巻きをしていたわけではなく、
純粋にイーリスのことが好きだということが判明して少し作戦を変えました。
アンナはイーリスから嫌われて落ち込むエレナに二つの解決策を提言するのです。
それは実にアンナらしいエレナへのアドバイスでした。
36話:アンナの秘策
エレナを自分の仲間に引き入れ、なおかつイーリスの独裁を破壊するアンナの秘策とは?
ずばり…”歌劇”でした。
アンナは自分たち生徒で感動する催し物を開催することで、
イーリスにとって代わる人気と影響力を得ようと考えたのです。
そんなアンナの突拍子もない計画を聞いたエレナは…?
37話:仲間意識
ガブリエル学園長を味方につけ、なおかつ彼女に悪の枢機卿役を演じてもらうことを快諾させたアンナは、
その他に王宮騎兵の4人にも協力してもらって、本格的な”歌劇”の稽古に入りました。
この時点でアンナ・エレナ・クレアには”仲間意識”も芽生え始めてすごくイイ感じだ♪
あとは本番当日に3人がどれだけ生徒たちの心を感動させることが出来るかである。
さぁ~いよいよ開幕だ♪
38話:熱演
いざアンナたちの”歌劇”が始まるとイケメン揃いの王宮騎兵4人が登場したり、
ガブリエル学園長が悪の枢機卿として素晴らしい演技を見せたりと、
サプライズ的な要素も多分にある演劇に会場は大いに盛り上がりを見せ、
極めつけはアンナの凄まじいいまでの”熱演”で、舞台は歓喜の渦に包まれてゆくのです。
その光景を見たイーリスの表情が実に印象的でした。
39話:破壊
アンナたちの劇は大勢の生徒たちを感動の渦に巻き込んで終幕しました。
その効果たるや絶大なものであり、セントウル淑女学園のヒエラルキーを完全に”破壊”してまった。
特に最高の敵役を演じたアンナには早くも追っかけの女生徒たちが現れて、
今にも彼女のファンクラブができそうな勢いです(笑)
そんな中、アンナたちの劇が終わってからずっと青ざめた表情を浮かべている女生徒がいる。
もちろんそれが誰だか言わなくとも分かるだろう・・・
40話:悲惨な状況
アンナたちの歌劇が大成功に終わって一気に学園のヒエラルキーを崩壊させたことで、
これまで学園カーストのトップに君臨していたイーリスには悲惨な状況が待っていました。
なんと…
最後まで彼女の取り巻きをしていた女生徒の二人までがイーリスと距離を置き始めたのです(汗)
これまで父親の威光だけでトップのポジションにいたイーリスは、
自分一人の力ではどうすることもできず、ただただに途方に暮れていましたが・・・
41話:ケシ畑
レイヴンと共に負傷して帰って来たケネスは、
二人でエクリプス領に潜入していたことをアンナに打ち明けました。
危険は承知の試みでしたがその成果は確実に上がりました。
それは…エクリプスが所有する広大な”ケシ畑”を発見したことです。
なんと…医療に精通するエクリプスは収穫したそのケシの花で麻薬を生産していたのです…(汗)
42話:廃人になった若い女性
ケネスの心を打ちのめした現実は恐ろしかった。
エクリプス領でケネスとレイヴンが見たのは、エクリプスが作り出した丸薬で廃人になった若い女性たちでした。
商人はその麻薬で彼女たちの心と体を支配し、奴隷のごとく扱っていたのです(汗)
しかも…
その商人がケネスに見せてきたのはエクリプスが彼の母親に処方していた”丸薬”とまったく同じものだったのです(汗)
そのことを知った瞬間、ケネスの体が無意識に反応して・・・
43話:お前は私の婚約者ではない
今回はかなりヤバいことになりました(汗)
雨が降りしきる中、ケネス邸の前で佇んでいたイーリス。
彼女はアンナとケネスのがハグをしている場面を目撃して傷ついているのです。
そんなイーリスに向かってケネスは容赦なく言い放ちます。
「お前は私の婚約者ではない!」
今のタイミングでそんなこと言って大丈夫か?
44話:長女・ペネロペ
早速ケネスに婚約を否定されたと父・エクリプスに報告するイーリス。
しかし…
娘からケネスの話を聞いてもまったく動じる気配がないエクリプスは、
ある人物にこれからイーリスが何をすればいいのかを教えてやってくれと頼みます。
その人物とはエクリプス家の”長女・ペネロ”ペでした。
彼女は確か…
45話:大胆な正面突破
エクリプスと”全面戦争”する覚悟を決めたケネスは、
その翌日、彼が全幅の信頼を寄せている四騎士を引き連れて、
父である国王のシャフリーアルビオンのもとへ向いました。
かなり大胆な”正面突破”の行動をとったケネスでしたが、
それは国家として正常な未来を取り戻すために避けては通れない道なのです。
久しぶりにケネスと会った国王はご機嫌な様子で息子を迎えたのですが・・・
46話:悲惨な現実
国王である父親への正面突破を試みたケネスですが、
あっけないくらいそんなケネスの思いは木っ端みじんに打ち砕かれます。
もはや第二王妃のペネロペは国王の心と体を完全に支配しており、
ケネスの言うことなどまったく耳に入らないといった状態です(汗)
その”悲惨な現実”を父の態度で思い知ったケネスの心はある意味で吹っ切れた。
それは…彼のすべきことが以前よりもより明確になったということだ!
47話:廃位させる計画
完全に父親である国王を見限ったケネスは、
すぐに自分がアルビオンの国王となるべく動き出します。
これまで王家と共に国家を導いてきた三大貴族の当主3名と密談し、
今の国王に執政能力はないとして”廃位させる計画”を打ち明けてその協力を頼んだ。
しかし…
すでにエクリプスの言いなり状態になっている彼らの反応は鈍かった(汗)
今やエクリプスは国内にいる半数以上の貴族からの支持を集めており、
そんな状況の中、ケネス側につく目ぼしい材料が非常に乏しかったのだ・・・
48話:正真正銘の同士
グラナスの宝と言われたハルミッヒの令嬢は、
決して父の仇であるケネス王子を許さないのではないか?
三大貴族の当主たちはアンナがケネスに本気で協力するとは思えないと考えているようで、
ケネスはアンナが”正真正銘の同士”であることを証明するために、
就寝していた彼女の寝室に忍び込むのですが、
そこで交わされた二人らしいやり取りがチョット痺れます♪
さらに…
これまで一度もなかったアレがもしかして発動…?
49話:違うでしょう?
ケネスがアンナをベットに寝かせてムード作りに入ったその時でした。
人差し指でケネスからのキスをストップするアンナ。
「違うでしょう?」
いきなりレディーの部屋に押しかけてきてからここまでのケネスはどうも様子がおかしかった。
アンナは自分がケネスにとって将来の妻になる存在なのだから、
ちゃんと隠していることを打ち明けて欲しいと伝えるのです。
アンナの鋭い指摘を受けてついにケネスは観念しました。
「お前に隠し事は出来ないな」
ああ~またまた期待した展開にはならなかった…(汗)
50話:完璧なエレガンス
アンナが三大貴族の当主たちに会うことに対して、
ケネスに一週間という準備期間を要求した理由は、
自分に貴族の当主たちを納得させるだけの”説得力”がないと判断したからでした。
説得力とは…?
ズバリ…完璧なエレガンスさだ!
今のアンナには”本物の令嬢”であるという嗜みに欠けている。
そこでアンナが頼った相手は・・・
51話:マンツーマンレッスン
アンナはわずか一週間という短い期間で本格的なエレガンスを身につけるべく、
ガブリエル学園長との”マンツーマンレッスン”を開始しました。
この課題のクリアするしないでアルビオン国の未来が大きく変わってくるのです。
ガブリエル学園長の教えのもとで懸命に淑女たる嗜みを頭と体に叩き込んでいくアンナ。
やがて…あっという間に一週間の時が流れ、
ついにアンナが勝負に挑む瞬間がやって来ました!
52話:絶世の淑女
その場にいた三大貴族の当主たちは、誰一人としてアンナから目を離すことができなかった。
完璧に仕上がったアンナはまさに”絶世の淑女”として彼ら全員を魅了し、
アンナと出会えたことを誉に思わせました。
そして…そんな当主たちのアンナに対する最大限に高い評価が、
そのままケネスへの評価へと繋がってゆくわけで、
この瞬間…二人は最大の難関を突破したのです。
実に爽快なシーンでした♪
53話:初デート
無事に三大貴族の当主たちを味方につけ、アルビオン国で行われる”大茶会”を翌日に控えた夜、
ケネスとアンナは劇場で演劇を鑑賞していました。
しかも…
二人がいま座っている席は王族席ではなく一般席だ。
その理由は…
ケネスがどうしても一般席からアンナと一緒に演劇を鑑賞したかったからです。
考えてみれば二人が婚約を決めた日から初めて二人きりで出かけた夜であり、
これは明らかに二人にとっての初デートだ!
この時…ケネスは偽らざる自分の思いをアンナに伝えたのです。
さて…一体どんな言葉だったのか?
54話:大茶会
ついに国中の貴族たちが王城に集まって行われる”大茶会”が始まりました。
会場に集まった貴族たちの間では早くもケネス王子の婚約発表があると噂している。
そして…
その相手はもちろんエクリプス家の三女・イーリスだと思っているのです。
普通に考えれば恐らくそうなるだろう。
だが…
ケネスが傍らに伴って現れたのまったく別の女性でした。
それからケネスはひとつ大きく息を吐いた後、
会場にいる貴族たち皆に向かって声高らかに宣言したのです。
いよいよ二人の大一番が始まった!
55話:とんでもない爆弾
ケネスがアンナとの婚約を発表し終わる寸前にエクリプスが、
”とんでもない爆弾”を出してきたのです!
その爆弾とはアンナの母親・イザベラと兄のアイロスだ!
恐らくあらかじめケネスとアンナの思惑を察知していたエクリプスは、
そのことを国王に伝えて周到に今回の手を打っていたのだろう。
まさかエクリプスがそんな手段に出てくるとは想像すらしていなかったケネスとアンナは、
完全に冷静さを失ってしまうのです(汗)
これはかなりまずい展開になってきました!
56話:劣勢の立場
もはやケネスの国王宣言やアンナとの婚約発表など無かったかのように、
国王とエクリプスによってアルビオンとハルミッヒの政治が繰り広げられる。
完全にアンナとケネスは”劣勢の立場”に立たされてしまいました。
凡庸なアンナの兄・アイロスはすっかりとエクリプスの口車に乗せられ、
世間知らずな母親イザベラなど、今やエクリプスに心酔しているように見える(汗)
さらにそこからエクリプスは、アンナとケネスにとどめを刺すような驚きの”宣言”をぶちあげるのです!
もはやこれで勝負アリとなってしまうのか?
57話:我が長男を頼みましたぞ♪
これで最後の仕上げと言わんばかりに、
エクリプスは自身の長男・レオンとアンナの”婚約を宣言”しました。
例の狡猾な父親とはちがっていかにも愚鈍そうな息子だ。
エクリプスはレオンとアンナの手を取って二人の手を重ねると、
アンナに向かってそっと耳打ちをした。
「我が長男を頼みましたぞ♪」
アンナがエクリプスの言葉にゾッとする感覚を覚えたその瞬間でした。
側にいたケネスがものすごい勢いで・・・
58話:完全なる敗北
大茶会に出席している貴族たちに必死で”決起”を呼びかけるケネスですが、
彼の叫びに応じるものなど誰一人いません(汗)
つい昨日、協力を誓ってくれたはずの三大貴族の当主たちも見事にダンマリを決め込んでいる。
ケネスの計画は国王とエクリプスによってあっけなく潰されてしまいました。
完全なる敗北です。
さらに…
そこからエクリプスは失意のどん底にいるケネスに対して追い打ちをかけていきます。
59話:従順なアンナ
惨劇の大茶会から2週間が経ち、
まるで悪い夢から覚めたかのように実の母親とエクリプスに従順なアンナがいた。
ケネスとアンナの計画は完全に瓦解して、
今ではすっかり婚約者となったレオンと仲睦まじい関係を構築したように見えるアンナですが、
それでもエクリプスはまだアンナの様子が180度変わったことに懐疑的だ。
さらにもう一人、アンナのしおらしい態度に疑念を抱いている人物がいた。
そう…かつてはアンナがこてんぱんにやっつけたイーリスです。
60話:イーリスの献身
お茶会から以降、ケネスは治療と称された”幽閉生活”を余儀なくされている。
こちらもアンナと同様に人が変わったように大人しくなっています(汗)
そんなケネスのそばに寄り添っているのがイーリスでした。
今のケネスが何を考えているのかは定かではありませんが、
イーリスとしてはなんとしてもこの機会にケネスの気持ちを自分に振り向かせようと必死だ。
果たして…イーリスの献身は、今や絶望の淵を彷徨うケネスの心に届くのか…?
61話:自責の念
イーリスがケネスと過ごす二人きりの時間にこの上ない幸せを感じている一方で、
ケネスは”自責の念”に駆られて己の弱さと無力さを痛感していました。
父を洗脳し、母を狂わせ、自分と妹から両親を奪い、
挙句に大切な婚約者まで取り上げたエクリプス家に飼われている今の自分。
結局…
{俺は王の器ではなくただの傀儡だった…}
絶望の奥深くに沈んだケネスに立ち直る日は訪れるのだろうか…?
62話:イーリスの天下
エクリプスに対してケネスと二人きりで行く旅行の許可を申し出たイーリスは、
いともあっさりと許されたことに若干の違和感を持ちました。
{なんだかいつものお父様らしくないわ…}
そんな中、イーリスがその権威を失墜させたセントウル学園に登校すると、
先に行われた大茶会での一件でアンナが不在の学園では”イーリスの天下”が復活していて・・・
63話:二人きりのバカンス
すっかり以前までの自信を取り戻したイーリスが、
念願だったケネスと”二人きりのバカンス”へと旅立ちました。
ずっと心から愛してきたケネスをようやく自分のモノにして幸せの絶頂に浸るイーリスでしたが、
不運にも2人を乗せた馬車が賊の襲撃に遭って襲われてしまうのです(汗)
「私はエクリプス家の人間よ!」
馬車から力ずくて引きずり出そうとする賊の男にそう一喝したイーリスでしたが・・・
64話:ピンチを迎えたエクリプス
ケネスとイーリスが賊に攫われたことがアルビオン国王とエクリプスに報告されました。
その一報を聞いた国王は血相を変えてエクリプスに詰め寄ります。
なぜならば二人の旅行を許可したのがエクリプス本人だったからです。
内心では焦りまくっていたエクリプスですが、表面上はいたって平静を装いながら、
激しく動揺する国王をなだめて、必ず二人とも無事に救出すると断言したエクリプスですが、
もちろんそんな確証などまったくありませんでした(汗)
ここへ来てついにピンチを迎えたエクリプスがいました。
65話:誘拐犯の正体
ケネスとイーリスが賊に攫われて行方不明になったと母親から聞いたアンナは、
しおらしい演技をみせ母親に泣きついてずっと休まされていたセントウル学園に登校させてもらいます。
死の目的はガブリエル学園長なら何らかの情報を持っていると考えたからです。
しかし…学園長は何も情報を持っていませんでした(汗)
こうなると一体どこの誰がケネスとイーリスを誘拐したのか?
このあと…
牢獄に閉じ込められたイーリスは、”誘拐犯の正体”を知ることになります。
やはりあの人だった!
66話:平民たちの革命
囚われ人となって絶望の淵にいるイーリスの前に姿を現したのはクレアでした。
これまで散々イーリスたち貴族の生徒たちから、
”エセ貴族”と罵られて迫害されて来たクレアにとって、
牢獄の中で惨めな姿を晒している支配者の娘の姿は、何ものにも勝る爽快な光景であり、
この時とばかりに今までの鬱憤を晴らすクレアがいました。
さらに…私にこんな酷い扱いをしてただで済むと思うのかとクレアを恫喝するイーリスに対して、
その言葉を一笑に付したクレアは、”平民たちの革命”が起こっていることをイーリスに伝えるのです(汗)
67話:革命家ローガン
ケネス王子を救い出し、イーリスを牢へ監禁したクレアは、
父のライリーと今回行った奇襲作戦の成果を喜びあっていました。
さらに…その二人の傍らにいる目つきの鋭い偉丈夫が”革命家ローガン”です。
彼は以前から腐敗したアルビオン国王にクーデターを起こすため、
じっとその機会を伺っていたのですが、クレアの父・ライリーと手を組むことで、ついに国家へ牙を向いたのです。
彼らによって救出されたケネスは、以前からライリーに紹介されてローガンとは面識があったものの、
あくまでも武力闘争によって目的を果たそうとする彼らのやり方では、
たくさんの血が流れることを懸念して手を組むことを拒んでいたのです。
68話:理想とする国家
ローガンとライリーが出会ったのは、貴族に搾取されたライリーの弁護を、
当時は弁護士として活動していたローガンが引き受けたことがきっかけでした。
過去に弁護士としてたくさんの貴族から搾取された依頼者の弁護を行っていた中で、
アルビオン国王の腐った貴族支配を、根底から覆さないと平和な世の中はやって来ないと悟ったのです。
この68話では、ローガンが自らの”理想とする国家”の形を語り、
ケネスに対して革命参加への協力を求める内容が描かれています。
果たして…ケネスはその差し出されたローガンからの握手を受け入れたのか…?
69話:革命の狼煙
仕方なくローガンと共にクーデターに参加することとなったケネス。
すぐにそれが国王とエクリプスにも伝わって半狂乱になっている(汗)
本格的に行動を開始したローガン率いる革命軍は、
まず最初に王政に反抗した有力な市民や財界人が多く投獄されていることで有名な、
ドゥーレス牢獄を襲撃してあっという間に陥落させました。
するとそのニュースがたちまち国中に拡散されると、
あちらこちらで”革命の狼煙”が上がり始めたのです。
これまでエクリプスによる貴族支配政治に不満を抱いていた一般市民たちが、
みなこぞってローガンの呼びかける”打倒国家”のスローガンに賛同する声が集まり・・・
70話:不敵な笑み
完全なピンチに追い込まれたエクリプスのもとにアンナの母・イザベルがやってきた。
そして彼女はハルミッヒの軍をアルビオン国に派遣すると協力を申し出てきたのです。
エクリプスは思慮深くて有能な戦略家だ。
今回の内乱でハルミッヒ軍がアルビオンへ入国する”デメリット”を考えたのです。
手放しで喜べる提案ではない。
しかし…そこで彼は良案を思いつきます。
なんてことはない。
目の前のおバカな未亡人を自分のモノにしてしまえばいいではないか!
その瞬間…エクリプスの表情が”不敵な笑み”に変わった!
これはまずい(汗)
どうする…アンナ…!?
71話:イーリスを助けて欲しい
ローガンの起こしたクーデターで大混乱の最中、
エクリプス家の長男・レオンがアンナを逃がすから”イーリスを助けて欲しい”と頼んで来た。
彼は最初から事態がこうなることを予測していたみたいだが、
アンナはハルミッヒ軍がアルビオンの内乱を鎮圧した後に、
もしそのまま居座り続けたらイーリスの救出どころではなくなると説明し、
逃がしてもらうはない、別の協力をレオンへ要請します。
一方…
まさかエクリプスが敵国であるハルミッヒ軍に援軍を頼むとは思っていなかったローガンは焦っていました。
72話:母の告白
レオンと翌朝に王宮から脱出する打ち合わせを終えたアンナの部屋に来客がありました。
なんと…アンナの母・イザベルです。
これまでなにかとアンナとは折り合いの悪かった母親でしたが、
ずっとアンナに辛く当たり、長男・アイロスと引き換えにアンナをアルビオン国へ人質に出したことを謝罪し、
自身の不遇だった今までの人生を語り出したのです。
そんな”母の告白”はアンナを大いに驚かせることとなり、
今まで知らなかった母・イザベルという人間がもつ”素”の部分をアンナは垣間見たのです。
73話:母親との決別
イザベルがハルミッヒ軍に出撃を要請したのは、
アルビオン国の実権を握るエクリプスに大きな貸しを作り、
ハルミッヒ家のさらなる発展を見据えてのものでした。
そのためにもアンナにエクリプス家の長男・レオンとの”子供”を作れと言う母・イザベル。
{あぁ…そういうことか}
母の考えを聞き終えたアンナは確信しました。
いま目の前にいる母親の中にアンナという娘の存在はいない。
あるのは己のエゴだけ。
この瞬間…アンナは”母親との決別”を心に決めた!
いざ行かん…ケネスのもとへ・・・
74話:アンナの成長した姿
レイヴンとケネス直属のカルバン以下王宮騎士3人らと共に王宮を脱出したアンナは、
ケネスがいるドゥーレス牢獄を目指し馬で疾走していた。
革命軍とアルビオン軍との戦いが激戦を極めている最中に、
今はまだどちら側でもない”ケネス側”という微妙な立場で戦地に向かうアンナたちの危険度は相当なものだ(汗)
ただ…
王宮騎兵の4人を従えて戦場へ向かうアンナの勇ましい姿を目の当たりにしたレイヴンは、
そのアンナの成長した姿に思わず感動してしまうのです。
今はそれどころじゃないけど…(汗)
レイヴンのアンナに対する家族のような情愛が描かれているシーンにキュン♪
75話:反撃の指揮
ドゥーレス牢獄に到着したアンナ一行は、アルビオン軍と遭遇し、
その直後に革命軍から激しい攻撃を受け、4銃士の一人であるリアドが”重傷”を負わされます(汗)
アンナはこの危機から脱出するための方法をカルバンから聞くと、
自らがオトリとなってその戦法を検証し、有効だと分かると、
全軍に声を掛けて”反撃の指揮”を執り始めたのです。
カルバンはアンナの勇ましい指揮官ぶりに思わず目を奪われて・・・
76話:イザークの右腕
アンナの勇ましい”突撃”の号令とともに、革命軍への反撃が開始されました。
敵の鉄砲隊が次の弾込めを終えるまでにかたをつけたいアンナたちは、
猛烈な勢いで革命軍に襲いかかり、バッタバッタと敵を打ち倒していくのです。
中でも特に目覚ましい活躍を見せたのは、
かつて歴戦の勇者であるアンナの父・イザークの右腕と呼ばれていたレイヴンであり、
彼は一番最初に一人で敵軍へ切り込み、そこからは無双状態の圧倒的な強さを見せつけました。
だが…まるで水を得た魚のようなレイヴンの本領が発揮されたその直後のことでした。
実に切ない悲劇が起こってしまうのでう…(汗)
77話:歴戦の勇者
敵の銃弾からアンナを庇ったレイヴンが腹部に弾を食らい、一刻も早く治療が必要な状態です。
アンナは躊躇することなく先を急ぐことを決断し、
ユーリとヴィクターには負傷者の面倒を看させ、
自身はカルバンと共にドゥーレス牢獄へと向かいました。
そのアンナの恐るべき判断の速さと冷静な対応ぶりに、
若干16歳の少女とは思えない”歴戦の勇者”を見ているような気持になるカルバンがいた。
アンナならばこの難局を乗り越えられるかもしれない!
今回のアンナには本当に痺れた♪
78話:王族の血
アンナがドゥーレス牢獄にいるケネスに呼びかけた。
すると革命軍の主だったメンバーたちによってアンナと接見するかの協議が行われます。
政治犯として投獄されていて、このほどローガンによって救い出されたのアラマン・ルーベウスは、
ケネスがアンナと会うことに反対し、持論を語ってケネスと口論になります。
暴走するアラマンをたしねめたローガンは、革命とは何たるかを二人に説き始めるのです。
物事を成すためには物語を紡がなければいけない。
ケネスが持つ”王族の血”はその物語に必要不可欠なピースの一つである。
ここへ来てカルバンの”人となり”が見えてきた。
79話:初めてできた友達
「お久しぶりですアンナさん」
アンナをドゥーレス牢獄で出迎えたのはクレアでした。
そこにはすっかりローガンの革命軍に染まったクレアがいて、
アンナに正面きってこの革命の邪魔はしないで下さいと言い放った。
そんなクレアに対してアンナが返した言葉は、クレアが思いもよらないセリフでした。
それは…今アルビオン国がすごく危険な戦争に足を踏み入れようとしている事実と、
その戦争に巻き込まれたクレアが命を落とす心配をしていることだ。
なぜアンナはクレアの身を案じているのか…?
それはアンナにとってクレアは”初めてできた友達”だからであり、
アンナの言葉を聞いた瞬間…クレアの表情が変わった!
80話:アンナの腕の見せ所
ようやくケネスとの再会を果たしたアンナでしたが、
その感動的なシーンはアンナの強烈な”ビンタ”によって空気が一変するのですが、
そこがまた実に彼女らしい行動であり、しかもちゃんと最後は感動的な雰囲気で着地します。
さらにその後…
自分は戦争を止めるためにここへ来たとリーダーであるローンガンに告げると、
そこから主要なメンバーによる話し合いが行われ、
ここからがアンナの腕の見せ所というわけだ。
彼女はなぜ自分がこの戦争を止めるべきなのかを具体的に説明してゆくのです。
81話:アンナの説法
革命軍の主要なメンバーとの話し合いの席では、
アンナが早くも圧倒的な貫禄でもってその場を支配していました。
さらに…
その席にいるメンバーの中で革命軍が相手にしようとするグラナス帝国のことを熟知しているのはアンナだけであり、
他の者は誰一人としてグラナスの本当の恐ろしさを知らない。
無知が故に無謀な賭けに出たローンガンらに向けて”アンナの説法”が始まった…。
彼女は冷静かつ明瞭に革命軍が今どれほど危機的状況にあるかを説明してゆくのです。
82話:名軍師
「私が革命軍に合流してグラナスと話をつけるわ!」
そんな頼もしいセリフから始まったアンナの早期による革命成功への計画は、
その場にいた誰もが納得せざるを得ない政治的かつ平和的な解決策であり、
さすがのローガンもアンナの”名軍師”っぷりには舌を巻きました。
なによりもアンナが革命軍に合流したことで、本来の自分を取り戻したケネスは、
改めて自分がアルビオン国の王となることを皆の前で宣言したのです!
83話:恐るべき政治力
アンナがグラナスと平和条約を締結させ、ローガンはアルビオン国の三大貴族と密会してエクリプスを失脚させる算段をつけ、
ケネスは国王を退位させてその座に就くという筋書きを皆に納得させる大仕事を終えたアンナは、
ここまで不眠不休で突っ走って来た緊張の糸が切れたのか、
トツゼンその場で座ったまま気絶するように眠ってしまったのです…(汗)
そんなアンナを優しく労うようにお姫様抱っこでベットまで運ぶケネスですが、
アンナの”恐るべき政治力”を目の当たりにしたローガンは・・・
84話:ケネスだけの女神
眠りから覚めたアンナの枕元にいたのは監視役という名目のローガンでした。
どうやら彼はこれまでに見せたアンナの政治家っぷりに惚れ込んだようで、
革命後の国家運営を自分と一緒に組んでやらないかと誘ってきたのです。
要するにケネスから自分に乗り換えろという事だ…(汗)
ローガンのそんな誘いを”一笑”に付したアンナは、
血塗られた革命後の国家立て直しには、自分の他に女神の存在が必要だと言ったローガンに対し、
私はアナタではなく「ケネスだけの女神」だとハッキリとローガンに言い放ったアンナ。
もう~鳥肌が立つほどこのシーンはカッコよかった♪
85話:宣誓文
その日、ケネスとアンナが革命軍と共に現政権を崩壊させて、
新たなアルビオン国を作り直す内容の”宣誓文”が、新聞やビラを伝って国中に発信されました。
絶対王政のもとで苦しんでいた民衆たちに寄り添うその宣誓文は、
これまで重税や貴族ら特権階級の者たちに苦痛を味合わせられてきた民衆を大いに発奮させることとなったのです。
一方…
アンナたちに手痛い一撃を食らった形の現政権を牛耳るエクリプスは、
王宮で国王から激しい叱責を受けてその責任を追及されるも、
彼は彼なりに現国王には思うところがあって・・・
86話:アンナからローズ宛ての書状
アルビオン国で起きた内乱を鎮圧すべくやって来たグラナス帝国の最大貴族キストラー家の次男ヘリベルトと、
妻のハルミッヒ家の長女・ローズは、革命軍が発信した”宣誓文”にのアンナの名前があることに驚きます…(汗)
えっ…!?
ローズが母親・イザベラから送られてきた手紙の中には全くそのことに触れていなかったからだ。
リベルトはローズの複雑な心境を慮ってくれたのか、
もしアンナを助けるなら早急に何らかの手を打つ必要があると助言してくれました。
するとそこへアンナからローズ宛ての書状が届き…。
87話:この申し出受けましょう
アンナからローズ宛てに送られてきた手紙には、
現在アルビオン王国で起きている動乱に関する大まかな説明と、
今後のことについて直接話をさせて欲しいと願う内容が書かれていました。
アンナから届いたその手紙の内容をローズと共に見たリベルトは、
事態の深刻さとかなり慎重な判断が要求されるアンナからの申し出に対して二の足を踏むのですが、
逆にローズは「この申し出受けましょう」と、
今までにない力強い自分の意見を表明してリベルトを驚かせます…。
一体なぜローズはアンナとケネスに会おうと思ったのか…?
88話:脱走した知らせ
アンナの元にグラナス軍より”話し合い”に応じる旨の書状が届きました。
さらにその同時期にローガンが手配していた三大貴族との”会談”も決定し、
着々と勝利に向けての布石を打っていくアンナを中心にした革命軍のメンバーたち。
そんな中、牢獄で監禁されていたイーリスが見張りを倒して脱走した知らせが入ります。
革命軍の主要メンバーの一人あるアラマンは、イーリスを見つけ次第に殺せと部下に命じるのですが、
その指示に待ったをかけたのはアンナとケネスでした…。
89話:ただ一つの質問
牢獄から脱走したイーリスの行方を探していたアンナとケネスの前に、
両手に大きな石を持ったボロボロの身なりをしたイーリスが現れました。
彼女はケネスに”ただ一つの質問”をするために牢獄から脱走してここまでやって来たのです。
その質問とは「私と過ごした時間はすべて偽りだったのか?」という二人の関係性を問うものでした。
そんなイーリスの質問に対してケネスは謝罪の言葉で応じたのですが、
それはイーリスが一番聞きたくなかったケネスの答えだったわけで…
90話:すまなかった
持っている石を振りかざして襲い掛かってきたイーリスの攻撃をわざとまともに受けたケネス。
するとケネスの額はパックリと割れてそこから大量の血が流れでた。
血まみれになったケネスの顔面を見て我に返ったイーリスは、
自分はなんてことをしたんだと恐怖に震える。
ケネスはそんなイーリスを抱きしめて「すまなかった」とつぶやいたのです。
そのケネスのセリフで再び深い絶望の淵に落とされたイーリスは…
91話:死なせてよ
アンナが落としたナイフで自らの命を絶とうとしたイーリスの自害は失敗に終わります。
なぜならイーリスが使ったナイフは以前ケネスがアンナにプレゼントしたおもちゃの仕掛けナイフだったから。
このまま生き恥を晒すことに耐えられす「死なせてよ」とその場に倒れ込んで泣き崩れるイーリス。
そんなイーリスにアンナがゆっくりと近づいて「あなたを死なせるわけにはいかない」と声を掛け、
今アルビオン国内で起きている動乱の現状を説明してイーリスにアンナたちがやろうとしていることの理解を求めるのですが…
92話:一刀両断
アンナがイーリスに話しかけているところへ、ローガンとアラマンが一人の男を引き連れてやって来ました。
それは地下牢の見張り役をしていた男でイーリスを強姦した男のようで、
これから裁判にかけてしかるべき処分が下されるということですが、
イーリスにとってはローガンらが取り仕切る裁判になど何の意味も持ちません。
その考えはケネスも同じだったようで、彼はトツゼン罪人の男を剣で”一刀両断”に切り捨てたのです!
ケネスとローガンの間に緊張が走ります…。
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の立ち読み♪
↓↓↓コチラ↓↓↓
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の感想まとめ
冒頭でも話しましたが、まさかこの作品の感想をブログに書くことになるとは自分でも驚きです。
正直…最初に記念すべき 「COMIC ROOM」の創刊第一発目となる4作品のタイトルとその表紙を見た際には、
まるしーの中で特に興味がなかった作品がこの『売られた辺境伯令嬢は…』だったのです。
だから4作のうちで読んだのも一番最後でした(笑)
なのに…
「4作全てを読み終えた後に一番面白いと感じたのがコレだった。」
過去に飽きるほど令嬢モノの溺愛ストーリー作品を読んできたまるしーにも関わらずだ(汗)
かといって他の3作品が面白くなかったわけではなく、3作すべてがそれぞれに興味をそそられる内容だったし面白かった。
それでも私は今この瞬間…最初に一番興味が薄かったこの作品を絶賛しているのです。
やっぱり人の事もそうだけど、コミックも見た目とイメージだけで中身を判断したらいけませんね。
「ずっぽりハマりました♪」
しかもまだもう一人の主人公である隣国の王子が登場していない段階でです。
ヒロインのアンナちゃんに関するエピソードだけで十分にハマってしまいました(笑)
そこで一つハマった理由を挙げると、とにかく登場してくるキャラに魅力的な人が多いことです。
それはカッコいいとか可愛いとかイケメンだとかの外見的な要素の魅力とかではなくて、
いわばこの作品の世界観に適した人材配置がちゃんとなされている言った感覚でしょうか。
特に令嬢モノは原作が小説のコミカライズされた作品が非常に多いので、
令嬢モノは主に小説で読むまるしーにとっては、どうも原作の世界観と絵柄が合わないことが多くあったのです。
「これは誰しもが感じる違和感ではないでしょうか?」
でもコミック版自体が原作であるこの『売られた辺境伯令嬢は…』はやっぱりキャラと絵柄の相性がバッチリで、すごくストーリーに没入してゆきやすく、
しかもシナリオ自体のグレードがとても高い!
「まるしーは舐めてました」
創刊一発目の肩慣らし程度な作品群をリリースしてきたと勝手に思い込んで、フラフラ物見遊山な感覚で本作を読み始めたのです。
するとわずか1話のストーリーで完全にハートを掴まれてしまいました♪
「今はもう毎週の配信を心待ちにしている状況だ。」
小椋あん 先生!
「なめた意識で読み始めて誠に申し訳ございませんでした」
メチャクチャ面白いです♪
無料試し読み
今、紹介した
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』は、
テレビCMでもお馴染みの電子書籍のコミックシーモアで絶賛配信中のコミックでございます♪
コチラのお店はサイト主のまるしーもよく利用するお店で、
何と言っても面倒な会員登録しなくても、いろんな漫画が立ち読みできちゃうのがありがたいです♪
ひとしきり興味があるコミックを試し読みしたあとに続きが読みたい作品に出合ったら、
その時に初めて無料の会員登録をして課金すればいいだけです♪
会員種別も月額ポイント制とその都度購入の嬉しい2コースが用意されています。
商品のラインナップは最新のコミックから不朽の名作までバランスよく取り扱っていますし、
漫画以外にも小説、雑誌など広範囲に商品が取り揃えられています♪
なので・・・
漫画や雑誌をスマホやタブレットで読んでいる方なら会員になっていて損はないお店だと思いますよ~♪
『売られた辺境伯令嬢は隣国の王太子に溺愛される』の試し読み♪
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